古紙ジャーナル記事の記事一覧

2022年9月12日 企業動向 » 1491号

【四国・銅山川水系の渇水問題】
生産計画や原料調達にも影響
危機脱するも貯水率は綱渡り

　世界的な異常気象による干ばつが深刻化しているが、日本も対岸の出来事ではない。四国中央市を流れる銅山川水系の3つのダムが昨年来、貯水率を減らしている。昨年11月から取水制限が始まり、段階的に厳しくなってきた。今年6月21 […]

2022年9月12日 関連業界 » 1491号

【PETボトル 下期入札】
過去最高のキロ115円に
BtoB需要が高値を牽引

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会が実施する下期のPETボトルの平均落札単価は、キロあたり115.4円と過去最高値を付けた（容リ入札は逆有償が前提なので、有償取引はマイナス表示）。上期の64.2円に比べて87.2円 […]

2022年9月5日 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1490号

【海外の新聞用紙市場の分析レポートより】
インドと中国が新聞用紙の輸入紙を巡り争奪戦
未曾有の新聞古紙価格上昇の原因に、再上昇は？

　世界の新聞用紙の年間消費量は1300万トン余り。コロナ禍でデジタル化に拍車がかかり、今や日本は世界最大の消費国だ。一方で、新聞用紙の国内自給率が低いインドや中国は、ロシア発の供給不安から海外の輸入紙を奪い合う構図となっ […]

2022年9月5日 市場データ » 1490号

【7月の古紙輸出入】
10万トン台の輸出続く、段ボール古紙は3割減

　7月の古紙輸出量は17万631トンで、対前年比16.3％減。1～7月累計では117万6393トンで、同17.6％減。今年の月別輸出量は一度も20万トンを超えず、全て10万トン台。昨年9月以来、11ヵ月連続で10万トン台 […]

2022年9月5日 古紙価格・製品市況 » 1490号

【段ボール古紙輸出】
輸出下げ止まり？フレート安で反転
【上物古紙】
高止まり感強く、市況欄に反映

　段ボール古紙の輸出価格が下げ止まりつつあるようだ。8月中から輸出商社により16～17円のオファーも出ていたが、18円を割る価格帯ではほとんど成約に結びつかなかったもよう。8月の段ボール古紙の輸出量は9万2千トンに過ぎず […]

2022年9月5日 市場データ » 1490号

【22年上半期の製紙・古紙需給】
紙・板紙の生産微減、消費微増
古紙回収減続き、輸出は大幅減

　22年上半期（1～6月）の製紙・古紙需給をまとめた。まず製紙から。紙・板紙生産量は1189万トンで対前年比0.1％減、消費量は1127万トンで同0.2％増。品種別では衛生用紙と白板紙が5％台の増加、段原紙と包装用紙も1 […]

2022年8月29日 海外動向 »  1489号

【ベトチーペーパー】
ベトナム最古の製紙メーカー(元国営企業)を見学
段原紙マシンを新設、日本古紙の購入増

　8月上旬～中旬にかけてベトナム視察旅行に出掛けた。訪問したのはベトチーペーパー・コアレックスＪＰ・バクニン市の中小段原紙メーカー5社・古紙ヤード・木質ペレット工場で、数回に渡ってベトナム特集を行う。第1弾の今回は、「ベ […]

2022年8月29日 海外動向 » 1489号

【ベトナム】
ドイモイ政策で経済自由化へ
製紙業発展も古紙回収が課題

地理的背景 　ベトナムは南北2000キロに及ぶ細長い国で、北は中国、西はラオス、南西はカンボジアと国境を接する。また南シナ海に面しており、フィリピンやブルネイ、インドネシア、そしてマレー半島のマレーシアやタイと相対する。 […]

2022年8月29日 企業動向 古紙価格・製品市況 関連業界 »  1489号

【古紙国内市況】
基準価格割れ、プレミアム霧消か
【日本製紙】
通期予想、200億円の営業赤字に

　輸出の下落トレンドに見舞われ、9月の国内市況に注目が集まる。段ボールの輸出価格は、問屋手取りでキロあたり15～17円まで下がる見通しで、国内基準価格の18円を割るもよう。国内の基準価格と輸出が逆転するのは、約1年半ぶり […]

2022年8月29日 企業動向 1489号

【こんの】
ヤードで住民とＳＤＧｓ学ぶ
持込みでＴポイントに還元

　㈱こんの（紺野道昭代表取締役、本社・福島市）が8月6日と7日の両日、全営業所においてオープンヤードの催しを行った。SDGsをテーマに地域住民をヤードに招き、古紙問屋の仕事を知ってもらおうという趣旨だ。同社は東北と関東に […]

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