ドジャース・大谷選手の通訳の水原氏が違法なスポーツ賭博を行い、大谷選手の資金を流用したとして刑事告訴された。この騒動で注目されているのが、「106億円を溶かした男」である元大王製紙会長の井川基高氏だ。井川氏がこの問題の検証動画を緊急公開した結果、わずか1日で140万回の再生数に達している。
▼井川基高氏は創業家の3代目で、42歳の若さで大王製紙社長に就任した。赤字だった家庭紙事業を黒字転換させたことが評価された。しかし11年、関連子会社から不正に106億円をカジノ資金の為に借り入れた会社法違反で逮捕され、懲役4年の実刑判決を受けた。現在はユーチューバーや個人サロン運営、様々なメディア出演を行う。著書の「溶ける」は累計15万部。
▼動画内では事件の検証を行った後に、「私は某大企業の社長会長をやっておきながら前科者になり、いつの間にかユーチューバーになっている。悪いことがあったら、それを次の自分の糧にしていくことが大事」と自虐を交えながら話す。また「大谷選手にはこれからも最高の野球プレイヤーでいて欲しいし、人間を見分ける力や危機回避能力、人生のデッドボールを避ける選球眼を身に付けていくきっかけになれば」と独特の井川節でエールを送る。
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