
日本容器包装リサイクル協会の発表によると、今年度の市町村からの紙製容器包装の引き渡し予定量は1万4千トン。ピークの約3万トンから漸減傾向にあったが、22年度から名古屋市が分別方式を切り替えたことで、容リ協ルートでのリサイクル量はさらに減った。雑がみ回収のほうが浸透しており、紙製容器の制度はすでに形骸化しつつある。
▼ところで製造・販売メーカー(特定事業者)が負担する再商品化委託料の総額は、プラ製容器包装が420億円に対して、紙製容器包装は4億円弱。各社の負担額は、素材別の用いた量に係数や単価を掛けて計算する。プラは自治体が相次ぎ回収を始めているので、さらに委託料は上がる見通しだ。容器包装の「紙化」を推進するため、このルートを活かす手はないか。
▼つまりプラは、製造・小売メーカーには包材としての導入コストが安くとも、出口のリサイクル費用が高くなる傾向がある。一方、紙製容器は、導入コストは高いものの、容リ協ルートの回収量は限定的なので、出口のコストは低いままだ。雑がみ回収という独自ルートで資源化され、しかも水平リサイクルが実現されている。ライフサイクルでみたコスト比較をしっかり提示して、紙化の起爆剤に出来ないだろうか。
2026年05月25日【創業100年 古紙問屋】創業100年を超える古紙問屋は全国で計47社関東・中部(北陸・信越含む)が多いがルーツは各社各様
2026年05月25日【古着・古布価格】マレーシア一極化が進む仕入・販売価格共に下落
2026年05月18日【アルミ価格】過去最高値を毎月更新中アルミ缶(プレス)は400円台
2024年06月24日【2030年・2040年予測】2030年は紙・板紙消費18%減、古紙22%減新聞用紙と印刷・情報用紙は6年後に約4割減
2026年05月18日【㈱斎藤英次商店・斎藤大介社長インタビュー】「大本紙料の修行とラグビー挫折が人生経験に繋がる」「ドラッガーからマーケティングを学び新規事業に」
2026年05月25日
コラム「虎視」
3面に記載しているが、中部商組の石川理事長が退任し、新たに河村商事・河村社長が新理事長に就任した。石川理事長は[...]
2026年05月18日
コラム「虎視」
今回のインタビューが興味深い話だったので、他の古紙問屋で修行した経営者をピックアップしてみた。
[...]
2026年05月18日
ちょっとブレイク
現在、日本全国には引きこもりが146万人いるという。これは約50人に1人が引きこもっている計算になる。引きこも[...]
2026年05月11日
コラム「虎視」
懇意にしている古紙業者からこんな依頼を受けた。「息子が大学の卒論で古紙回収の変遷をテーマにしているので協力して[...]