海外動向の記事一覧

2025年11月17日 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1648号

【米国古紙輸出価格】
1ヵ月で20ドル下落
まだ下げ止まらず

　米国OBMレポートによると、米国の古紙輸出価格は大きく下落している。特にこの1ヵ月間での下落幅が大きい。米国古紙輸出価格の推移を見ていこう。価格はいずれもFAS価格で、これは船側渡し条件となり、船への積み込み費用、海上 […]

2025年11月10日 市場データ 海外動向 » 1647号

【中国】
景気刺激策で今年上期は成果、下期は停滞予測
段原紙・段ボール古紙の価格は8月から急上昇

　中国が2021年から古紙の禁輸に踏み切ったことで、世界の古紙需給に大きなひずみを与えると同時に、古紙輸出入においてはプレイヤーではなくなった。しかし周知の通り、中国製紙メーカーは続々と東南アジアに進出し、そこで輸入古紙 […]

2025年11月3日 企業動向 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1646号

【古紙輸出価格】
OCC価格は約10ドル下落
雑誌は3ヵ月連続上昇

　本紙1644号（25年10月20日付）で報道したように、中国の古紙パルプ輸入の停止により、世界的にOCC価格が下落している。商社筋によると、輸入停止ではなく約1ヵ月間の猶予措置であり、猶予期間が過ぎれば再開される見通し […]

2025年10月20日 海外動向 »  1644号

【中国】
古紙パルプの輸入停止
米OCC価格は下落予想

　中国の各紙・各サイトは10月10日、山東省の青島港税関で古紙再生パルプを747トン押収したと報じている。古紙再生パルプは茶色の段ボール古紙を原料とした物で、強烈な臭気があった他、プラスチックや金属、その他の混入品が発見 […]

2025年10月13日 企業動向 海外動向 »  1643号

【玖龍紙業（ナインドラゴン）】
世界初の生産量2千万㌧台
売上・利益とも大幅上昇

　中国最大手の製紙メーカーである玖龍紙業（ナインドラゴン）の2025年6月期の決算総括とアニュアルレポートが発表されたので紹介したい。 　2024年の玖龍紙業の生産量は対前年比9.6％増の2150万トンとなり、発表されて […]

2025年10月6日 企業動向 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1642号

【古紙輸出価格】
米欧日OCC、軟調続く
雑誌は前月から1.3円高

　米国OCC（＃12・選別した段ボール古紙）のアジア向け輸出市況は依然として軟調となっている。輸出相手国によってフレート（海上運賃）が異なり、ドル価もやや開きがある。マレーシア向けは173ドル、ベトナム向けは170ドル、 […]

2025年9月29日 海外動向 »  1641号

【ベトナム】
古紙回収率は30％台で7割を輸入に頼る
バクニン地区の中小製紙工場は全て閉鎖

　今回はベトナム特集。22年に訪問して以来訪れていないが、中国の古紙禁輸以降は日本から古紙の最多輸出国ということもあり、ベトナムの需給状況は関係者も注目するところである。特に近年は古紙回収量の頭打ち、中小製紙メーカーが林 […]

2025年9月22日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1640号

【古紙輸出市況】
米欧日OCC価格が下落
国慶節明けの需要に注目

　古紙輸出市況は相変わらず弱含みが続いている。米国OCC（＃12・選別した段ボール古紙）のタイ向け価格は168ドルとなり、8月下旬の170ドルから2ドル安となった。またマレーシア向け及びベトナム向けは172ドルで、こちら […]

2025年9月15日 企業動向 海外動向 関連業界 » 1639号

【木質ペレット】
木質ペレット輸入量が過去最多
ベトナムが全体の52％を占める

　2012年にFIT制度（固定価格買取制度）が開始して以降、年々、バイオマス発電用の木質ペレットの輸入量が増加。24年の木質ペレットの輸入量は638万トンとなり、うちベトナムが332万トンで全体の52％を占めた。以前訪問 […]

2025年9月1日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1637号

【古紙輸出市況】
米国OCC輸出価格が続落
日ONPは需給緩和で下落

　米国の古紙輸出価格は下落している。米OCC（＃12・選別した段ボール古紙）のベトナム・タイ向け輸出価格は、今年6～7月初旬は185～190ドルで推移していたが、7月中旬から価格が下落。この1ヵ月半の間で価格の上げ下げが […]

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