古紙ジャーナル記事の記事一覧

2021年10月4日 インタビュー »  1445号

【興亜工業㈱ 井上淳社長インタビュー】
総合商社で古紙に携り、製紙のトップへ
原燃料が高騰する中、脱炭素対応急ぐ

　丸紅グループの段原紙メーカーである興亜工業㈱（静岡県富士市）の新社長に6月、井上淳氏が就任した。氏はこれまで古紙ヤードの責任者から商社として内外との取引まで、様々な形で古紙のビジネスに関わってきた。今回は製紙メーカーの […]

2021年10月4日 古紙価格・製品市況 » 1445号

【古紙輸出価格】
円価は3品とも小幅下落
米OCCは綱引き続く

　10月積み古紙輸出価格の円価は、3品ともやや下がっている。段ボールはキロ25.5円で、前月の26.2円から0.7円下落した。小幅ながら2ヵ月連続のマイナスとなっている。商社筋によると、中国の段原紙の製品価格下落の影響に […]

2021年10月4日 市場データ » 1445号

【大阪市行政入札】
上期の㌔2.6円(平均単価)から
下期は㌔8.9円に上昇

　21年度下期の大阪市の古紙行政回収入札結果が発表された。下期の平均落札価格はキロ8.9円となり、上期のキロ2.6円から6.3円上昇した。 　品種別の平均単価は、新聞＝キロ10.3円、段ボール＝11.2円、紙パック＝9. […]

2021年9月27日 企業動向 » 1444号

【古紙パルプ】
国内初の中国向け生産・輸出が開始
原料不足・価格高騰で先行き不透明

　中国輸出用の古紙パルプの生産設備が都内の施設で立ち上がっていると聞き、調査を行った。今号での古紙パルプは未晒の段ボール原紙用を指し、木材パルプ代替の晒古紙パルプとは異なる。需給ひっ迫による原料不足に加えて、段ボール古紙 […]

2021年9月27日 企業動向 »  1444号

【自治体のクローズドリサイクル】
製紙工場が地元自治体の古紙の受け皿に
コアレックスＧは雑がみ類で提携増やす

　製紙メーカーが自治体と協定等を結び、地元で収集された古紙の受け入れ先となるクローズドリサイクルの例がある。海外の輸入規制が厳しくなり、古紙市況も乱高下する中で、安定的な国内リサイクルルートとして改めて注目が集まる。ただ […]

2021年9月27日 市場データ »  1444号

【古紙在庫量・在庫率】
2000年以降、3番目の低水準
段ボール古紙、9.3万トン減少

　古紙需給のひっ迫と共にメーカー在庫も激減している。19～20年は近年では在庫率が高かったが、今年は在庫が半減する勢いだ。20年1月の段ボール古紙のメーカー在庫率は46％だったが、21年7月には21.8％まで減少している […]

2021年9月27日 関連業界 » 1444号

古布・古着市況

　マレーシアは9月10日から順次ロックダウンが解除されているが、現地の古布リサイクル工場は、まだ3～5割程度の稼働率だという。10月は日本では衣替えの時期で発生量が増えるが、工場の稼働率が上がらず、当面の価格は横ばいか弱 […]

2021年9月20日 市場データ »  1443号

【21大都市家庭系古紙回収量】
集団回収が減少、行政回収(拠点回収含む)は増加
1人当り古紙回収量では横浜市がトップ

　2020年度（令和2年度）の21大都市（東京23区＋政令市20市)の家庭から排出される古紙回収量について調査した。いまだ収束しないコロナ禍で、回収形態によって家庭系古紙回収量に大きな差が生じている。各市区によって古紙回 […]

2021年9月20日 企業動向 »  1443号

【使用済み紙カップ】
リサイクルされず大半がごみ化
日本製紙が複数ルートで資源化模索

　日本製紙が紙カップのリサイクルシステムの構築に動いている。同社は紙カップ原紙を生産する最大手メーカー。ワンウェイ（使い捨て）のプラスチック容器が問題となる中、代替素材として紙カップの需要が伸びている。だが、これまで使用 […]

2021年9月20日 古紙価格・製品市況 » 1443号

【古紙輸出価格】
米国古紙価格、更に上昇
日本は新聞・雑誌が上昇

　米国品の輸出価格はＳＯＰが横ばいで他は全て上昇している。段ボール古紙系は前月に比べて5～11ドルアップ。またＯＮＰは11ドル、ＯＭＧは5ドル、ＭＩＸは11ドル、それぞれアップとなっている。前号で報じたように、米国も段原 […]

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