国内価格の記事一覧

2025年4月28日 市場データ »  1621号

【製紙分野の日米貿易】
トランプ関税の影響未知数
パッケージ需要の鈍化に警戒

　トランプ関税による製紙分野における日米貿易へのインパクトは、日本製紙連合会によると、2024年実績で輸出量は3万1068トンで、金額にして73億円だった。これは全体の僅か3.4％であり、輸出品目は約8割が塗工紙となって […]

2025年3月31日 古紙価格・製品市況 市場データ 関連業界 »  1617号

【鉄・古紙】
80年代・90年代は古紙価格の方が上位
2000年以降は価格的に大きな乖離

　鉄と紙は経済成長のバロメータと言われてきた。そのため鉄スクラップ価格と古紙価格は、2000年前後までは同じ価格帯で推移し、連動する局面も多かった。しかし2010年以降、鉄スクラップ価格は高位安定、古紙は依然として低位安 […]

2025年3月10日 古紙価格・製品市況 » 1614号

【国内古紙価格】
一部の新聞古紙で2円下げ
段ボール古紙も軟化傾向

　丸住ショックが、古紙市場にも広がっている。丸住製紙は、新聞古紙を年間19万5千トン消費しており、国内消費量全体の約1割を占めていた。受け入れを止められた古紙問屋は、①他国内メーカーに供給、②輸出市場へ販売、③備蓄という […]

2025年1月20日 古紙価格・製品市況 »  1607号

【国内古紙市況】
段ボールで1円下げ
家庭紙向け古紙は上昇

　1月に入り、大手板紙メーカーが段ボール古紙の調達価格（キロあたり）をおおむね一律で1円引き下げた。他メーカーも追随した結果、国内向けの中心価格帯は20～22円となっている。もともと20円を下回ったところは価格を据え置き […]

2024年12月9日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1602号

【古紙国内価格】
輸出急落で調整局面か
一部で段ボールと雑誌が逆転も

　12月の国内古紙市況は、品種によっては高値を是正する局面となっている。①板紙が10～12月の需要期のヤマ場を越えたこと、②フレート上昇などを受け、段ボール古紙を中心に輸出価格が下落したことが主な要因だ。段ボール古紙の輸 […]

2024年10月7日 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1593号

【国内外の古紙市況】
新聞・雑誌輸出価格が上昇
需給タイト、内高外低続く

　現在の古紙市況は近年では珍しく、国内向け販売価格の方が高い状況となっている。各メーカーや各地域、各問屋によってかなりばらつきがあるが、段ボールの国内価格はキロ19～25円。新聞や雑誌に比べると発生量としては安定している […]

2024年9月16日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1590号

【古紙国内価格】
発生減で国内市況も騰勢
古紙不足に危機感募る

　国内向けの古紙実勢価格で内々格差が拡がっている。9月に入り、新聞古紙が30～35円、雑誌古紙が17～21円、段ボール古紙が19～24円を付ける。段ボール古紙については、輸出比率の高い九州エリアでは25～26円も付くよう […]

2024年4月22日 古紙価格・製品市況 »  1571号

【古紙輸出価格・国内価格】
段ボールと新聞の輸出価格が上昇
在庫減少下で海外の発注増える

　世界的に古紙輸出価格が上昇している。米国OCC（＃12・選別した段ボール古紙）のインド向け輸出価格は240ドル、タイ向けが235ドルで前月から横ばいだが、今後は上昇する見方が強い。また欧州OCC（95ー5、選別した段ボ […]

2024年4月22日 企業動向 市場データ »  1571号

【段ボール古紙】
段ボール減産下、輸出高騰で需給逼迫
国内メーカーが価格対応、物流費改定も

　国内製紙メーカーが段ボール古紙の調達価格の調整に動いている。背景にあるのは、段ボール古紙の逼迫感と輸出価格の急騰である。国内の段原紙の生産や払出しは本格回復しておらず、依然低調なまま。減産基調が続く中で、古紙操短に瀕す […]

2024年2月12日 企業動向 市場データ »  1561号

【古紙の国内市況】
拡がる内外格差、九州のみ強含む
【家庭紙市場】
大王が値上げ、再生品も追随

　古紙の内外価格差が拡がっている。輸出市況（キロ当たり）は段ボールが21～23円、新聞が25～27円、雑誌（OMG）が20～21円まで付いており、強含む中で、国内製紙メーカーが追随する気配は乏しい。安定した古紙在庫ととも […]

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