市場データの記事一覧

2025年5月12日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1622号

【米国　製紙・古紙】
24年の紙・板紙生産量は大半の品種が増加
段ボール古紙消費は過去最多、輸出量減少

　2024年の米国の製紙・古紙需給をまとめた。トランプ大統領の関税政策の煽りを受けて世界中が混乱しているが、昨年の米国の紙・板紙生産量はほとんどの品種でプラス成長となった。段原紙の生産が好調だが、その影響で段ボール古紙需 […]

2025年5月12日 市場データ »  1622号

【3月の古紙輸出入】
月別は9ヵ月連続の対前年比減、主要国向けも不振

©shutterstock

　3月の古紙輸出量は13万7522トンで、対前年比28.7%減となった。1～3月累計では40万6385トンで25.3%減となり、古紙輸出量は低調な状況が続く。月別輸出量では、24年7月から9ヵ月連続で対前年比減少が続いて […]

2025年5月12日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1622号

【古紙輸出価格】
段ボール古紙、内外共に弱含み
新聞古紙は再び価格上昇へ

　最近の古紙輸出価格は上下動が著しい状況となっている。特にOCC（段ボール古紙）の価格動向は、政治や経済状況、為替、エネルギー価格、チップやパルプ価格、ドレーやフレート等の動きにも影響を受けており、現在の世界情勢を反映し […]

2025年4月28日 市場データ »  1621号

【製紙分野の日米貿易】
トランプ関税の影響未知数
パッケージ需要の鈍化に警戒

　トランプ関税による製紙分野における日米貿易へのインパクトは、日本製紙連合会によると、2024年実績で輸出量は3万1068トンで、金額にして73億円だった。これは全体の僅か3.4％であり、輸出品目は約8割が塗工紙となって […]

2025年4月21日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1620号

【3大古紙 輸出国】
15年比で2～5割輸出量減少
段ボールは日本の減少率が最高

　世界の3大古紙輸出国である米国・英国・日本。しかし近年はこれらの国々の古紙輸出量が大幅に減少している。2015年から24年までの3ヵ国の輸出量を調査すると、日本の減少率が最も高いことが分かった。また昨年の各国の古紙輸出 […]

2025年4月21日 企業動向 市場データ »  1620号

【24年の製紙メーカー別古紙消費量】
レンゴーが古紙消費量で2位に上昇
丸住の消費量は24万トンで9.7%減

（※末尾に一覧表掲載） 　24年の古紙消費量は1468万トンで、対前年比1.6%減となった。22年以来、3年連続で減少となっている。前年が6.5%減だったこともあり、減少は緩やかになっているものの、段ボール古紙以外は軒並 […]

2025年4月14日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1619号

【米欧日OCC価格】
米欧品の価格差縮小
日本品も更に上昇

　世界的に古紙市況は引き続き上昇気配にある。RISIによると、米国OCC（＃12・選別段ボール古紙）の輸出価格は、タイ向けと台湾向けが190～192ドル、マレーシア向けが200～205ドルとなっている。しかしインドや東南 […]

2025年4月7日 市場データ »  1618号

【2月の古紙輸出入】
需給タイト感続く、発生減も影響

©shutterstock

　2月の古紙輸出量は13万6722トンで、対前年比27.8％減となった。 　振り返ると23年1月から24年3月までは、15ヵ月連続で月別輸出量の対前年比増加が続いていたが、一転して24年7月から直近の25年2月までは、8 […]

2025年4月7日 企業動向 市場データ »  1618号

【古紙問屋M&A】
大和紙料が2社をM&A
山口資源、宮崎も

大和紙料が古紙問屋2社をM&A 　大和紙料（大阪市）は25年3月に2社のM&Aによってグループ化を行った。2面にも記載したが、20年以降の大和紙料のM&Aは古紙問屋7社、商社1社、ヤード買収 […]

2025年3月31日 古紙価格・製品市況 市場データ 関連業界 »  1617号

【鉄・古紙】
80年代・90年代は古紙価格の方が上位
2000年以降は価格的に大きな乖離

　鉄と紙は経済成長のバロメータと言われてきた。そのため鉄スクラップ価格と古紙価格は、2000年前後までは同じ価格帯で推移し、連動する局面も多かった。しかし2010年以降、鉄スクラップ価格は高位安定、古紙は依然として低位安 […]

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