国内価格の記事一覧

　世界的に古紙輸出価格が上昇している。米国OCC（＃12・選別した段ボール古紙）のインド向け輸出価格は240ドル、タイ向けが235ドルで前月から横ばいだが、今後は上昇する見方が強い。また欧州OCC（95ー5、選別した段ボ […]

　国内製紙メーカーが段ボール古紙の調達価格の調整に動いている。背景にあるのは、段ボール古紙の逼迫感と輸出価格の急騰である。国内の段原紙の生産や払出しは本格回復しておらず、依然低調なまま。減産基調が続く中で、古紙操短に瀕す […]

　古紙の内外価格差が拡がっている。輸出市況（キロ当たり）は段ボールが21～23円、新聞が25～27円、雑誌（OMG）が20～21円まで付いており、強含む中で、国内製紙メーカーが追随する気配は乏しい。安定した古紙在庫ととも […]

　12月の国内向け古紙市況は、基本的には横ばい傾向が続いている。国内メーカーの実勢価格（問屋店頭、キロあたり）は段ボールが18～19円、雑誌が16～17円、新聞が22～23円が中心値となっている。輸出市況と比べると、段ボ […]

　今年の米国・欧州・日本・中国の古紙市況を表にまとめた。直近の動きでは、米国OCC（＃12）は今9月、米国OCC（＃11）は今10月に200ドル台に乗せた。200ドル台は22年8月以来となった。しかし実需が伴った価格上昇 […]

　木材パルプの輸入価格と段ボール古紙の輸出価格推移を調べた。木材パルプはUKP（未晒クラフトパルプ）・NBKP（針葉樹晒クラフトパルプ）・LBKP（広葉樹晒クラフトパルプ）の3品種で、いずれも貿易統計のFOB価格。OCC […]

　「仮に値を付けても、モノが集まらない」。需給両者から、悲痛に似た声が出ている。古紙は上物に限らず、裾物も発生減が激しい。既報の通り、9月から10月にかけて、OCCとOMGの輸出価格が急騰。国内の実勢価格を上回ってきた。 […]

　国内製紙メーカーによる段ボール古紙の調達価格（問屋店頭、キロあたり）は、一部で17.5円と逆プレミアも出始めた。基準価格を割るのは、2021年6月以来、2年2ヵ月ぶり。段ボール古紙の輸出価格の下落傾向が続き、国内でも製 […]

　8月から国内製紙メーカーが古紙調達価格を引き下げた（以下、キロあたり、問屋店頭価格）。下げ幅は新聞古紙で1円前後、段ボール古紙で0.5～1円となっている。製品の実需が弱いため、メーカーの古紙在庫も高水準が続いており、輸 […]

　古紙の余剰感が出ている中、国内メーカーによる古紙調達価格も軟化傾向にある。ただ、建値（基準価格）を割る水準までは下げておらず、調達姿勢に慎重さも滲む。①上昇した製品価格への影響懸念、②需要回復期に向けた供えのため、極端 […]

古紙ジャーナルは古紙業界の専門紙として1992年に創刊。古紙リサイクル業界の最新ニュースやマーケット動向を日々取材し、お伝えしています。

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