段ボール原紙の記事一覧

2025年2月17日 市場データ 海外動向 »  1611号

【2024年の中国の輸入量】
古紙禁輸以降、初めて古紙パルプ減少
段原紙も減少して国内へのシフト進む

　1面では中国の古紙輸入解禁の可能性という大テーマに触れたが、まずは中国の製紙・古紙の現況を把握したい。2024年の中国の古紙パルプと段原紙輸入量のデータが発表されたので分析する。 　2024年の中国の古紙パルプ輸入量は […]

2024年12月23日 企業動向 市場データ » 1604号

【段ボール需要予想】
段ボール需要140億㎡予想
来年注目される原紙値上げ

　全国段ボール工業組合連合会（大坪清理事長）は12月16日、2025年の段ボール需要予測を発表した。前年比99.8％の140億平米になるとし、3年連続の前年割れとなる見通し。需要部門別の動向として、加工食品用は0.5％増 […]

2024年12月9日 市場データ 海外動向 »  1602号

【マレーシア製紙・古紙】
古紙回収率は一気に23p上昇
中国製紙メーカーの増設続く

　マレーシアは近年、製紙・古紙の大きな転換期を迎えている。そのきっかけとなったのは、中国の古紙禁輸である。中国メーカーは輸入古紙を原料として使用できなくなったので、東南アジアに拠点を構えるメーカーも増えた。マレーシアもそ […]

2024年11月11日 市場データ 海外動向 »  1598号

【韓国の段原紙市場】
ネット通販需要が力強く牽引
「ロケット配送」浸透、食品等で利用頻度高く

　韓国の製紙メーカー・古紙問屋の関係者が10月下旬に来日したのは、日本の古紙リサイクルシステムの調査が目的だったという。だが、逆に日本も韓国の製紙市場から学べるところがあるのではないか。韓国の紙・板紙生産量は過去10年で […]

2024年11月11日 インタビュー 海外動向 »  1598号

【韓国】
古紙システム調査のため関係者38名が来日
古紙品質と需給関係の改善により自給目指す

　韓国の製紙業界と古紙業界の関係者30名が10月下旬、古紙の品質向上と流通改善を目的に来日した。日本の古紙回収のシステムや政策から学び、韓国での課題解決のヒントを得る狙いがあった。また、韓国でも古紙リサイクルを推進する組 […]

2024年9月2日 市場データ 海外動向 »  1588号

【EC市場とパッケージ】
世界で1000兆円の市場規模に
中国市場が半分、段原紙消費が増加

　「紙が減る」「古紙が減る」というネガティブな話ばかりで、何か景気が良い話はないの? という声があったので、過去20年及び今後も右肩上がりが続くことが予想されるEC市場について取り上げたい。そして世界的にこのEC市場の成 […]

2024年3月18日 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1566号

【2023年の中国段原紙・古紙パルプ輸入量】
中国の段原紙・古紙パルプ輸入量が過去最高に
段原紙はマレーシア、古紙パルプはタイが最多

　2023年の中国の段原紙輸入量は854万トンで、対前年比51.3％増となった。22年が564万トンだったので、290万トン増。これまでは20年の717万トンが輸入量のピークで、21～22年は減少していたが、23年は一転 […]

2024年3月11日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1565号

【段ボール製品で価格修正】
製品値上げ、段原紙据え置き
連動性なき異例の動き

　レンゴーが1日、段ボールと紙器製品の価格修正を発表した。値上げ期日は、4月1日納品分からで、値上げ幅は現行製品価格より10％以上の改定としている。4日にトーモクも追随したが値上げ幅は具体的に示さず、個別に提示するとした […]

2024年2月19日 企業動向 古紙価格・製品市況 市場データ »  1562号

【段原紙の輸出】
前年より大幅減、計77万トンに
苫小牧港から8万トン減

　2023年は段原紙の輸出が4年ぶりに前年割れし、77万トンで24％減だった。数量にして24万トン減。輸出比率も8.1％と前年より1.8ポイント下がった。替わって古紙の輸出量が39万トン増の222万トンまで回復し、需給バ […]

2024年1月29日 市場データ »  1559号

【紙・板紙の内需見通し】
デジタル化と値上げで紙需要の縮小加速
板紙は横ばい見通しも物流問題の影響未知数

　日本製紙連合会によると、2024年の内需予測は3.1％減と前年に引き続き厳しい状況が続く見通し。特にグラフィック用紙が悪く、段原紙はプラス予想であるが、全体を補えるほどの回復力も見込めない。インバウンド需要といった押し […]

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