古紙ジャーナル記事の記事一覧

2021年5月31日 市場データ » 1428号

【2020年のアジアの古紙輸入】
ベトナムは日本、インドネシアは
イタリアがトップ、マレーシア倍増

　アジア9ヵ国における2020年の古紙輸入量データをまとめた（中国は1413号参照）。中国を除いた8ヵ国の古紙輸入量は、計1696万トンで対前年比0.4％減。古紙輸入量が多い順に見ていこう。 　①インド。中国に匹敵する人 […]

2021年5月31日 インタビュー »  1428号

【環境省 廃棄物規制課 山王静香課長補佐インタビュー】
バーゼル法省令改正後の廃プラ輸出を聞く

　輸出時に規制対象となる「汚れた廃プラ」の判断基準などを定めた改正バーゼル法省令が今年1月から施行された。該当するプラは事前承認が必要になり、税関での水際検査も強化されている。今年の廃プラ輸出量は半減しており、年間では4 […]

2021年5月31日 古紙価格・製品市況 » 1428号

【古紙・パルプ価格】
昨年は価格連動せず
今年は共に上昇基調に

　直近2年間の古紙価格とパルプ価格推移を調べた。古紙輸出価格は19年9月～20年3月が近年で最も低迷した時期で、主要3品ともに一桁価格となった。段ボール古紙が4円台、新聞6円台、雑誌3円台はともにリーマンショック直後以来 […]

2021年5月24日 企業動向 »  1427号

【佐久間】
容リプラ受託など今後3年間で10億円投資
佐倉古紙センター建替え、中徳産業を買収

　古紙市況の乱高下や急激な発生量の減少を受けて、古紙問屋の間でもＭ＆Ａ（合併・買収）が活発化している。規模は様々だが、労働集約産業としていかに生産性を高められるかが成否のカギとなる。地域を広げると収集コストが膨らみ、逆に […]

2021年5月24日 関連業界 » 1427号

【出版大手３社と丸紅が新会社設立へ】
出版流通でＤＸ化を推進
紙需要・残本古紙には逆風

　講談社、集英社、小学館の出版大手3社と総合商社の丸紅が新会社の設立に向けて、協議を開始することを発表した。新会社は年内に設立される予定で、出版流通においてデジタル技術などを導入するもよう。具体的には、①ＡＩの活用による […]

2021年5月24日 企業動向 » 1427号

【製紙大手４社決算】
コロナ禍で大王製紙が増収増益
レンゴーは純利益が過去最高に

　製紙大手4社の20年度の決算が出揃った。昨年はコロナ禍という史上稀に見る特殊な状況の中で、製紙業界も大きな打撃を受けた。その中で段原紙・家庭紙は好調を維持し、大王製紙は増収増益、レンゴーは純利益が過去最高となった。各社 […]

2021年5月24日 企業動向 » 1427号

【家庭紙市場】
日本製紙最大の洋紙マシンＮ6を停機
北越も新潟工場で新規参入、年産2万5千㌧

　家庭紙市場で2社による新増設の計画が発表された。 　1つは北越コーポレーションによる新規参入だ。新潟工場において年産2万5千トンの抄紙機を新設し、2023年12月から稼働を開始する予定。品種はトイレット、ティッシュ、ペ […]

2021年5月24日 企業動向 1427号

【ＪＰ】コロナ禍で大幅な減収減益に
【ＫＰＰ】増収も債権穴埋めで土地譲渡
【紙パルプ商社大手２社決算】

　日本紙パルプ商事（JP）の20年度の売上高は4629億円（13.4％減）、営業利益は89億円（18.6％減）、純利益は36億円（27.8％減）となった。売上高は16年度以来、4年ぶりに5000億円を割った。営業利益も1 […]

2021年5月17日 市場データ 海外動向 » 1426号

【2020年 中国の製紙・古紙需給】
紙・板紙の生産・消費が過去最多
コロナ禍乗り越え、中国独り勝ち？！

　中国造紙協会による2020年の紙・板紙統計の確報が公表された。コロナ禍からいち早く経済活動を再開した中国は、紙・板紙の生産・消費でもプラス成長。ともに過去最多を記録した。古紙を輸入できる最後の年でもあったが、原料不足を […]

2021年5月17日 企業動向 » 1426号

【サイクラーズ】
ＤＸ化の取り組みで業務効率を改善
産廃の電子契約、キャッシュレス買取

　旧東港金属グループのサイクラーズ（本社:東京都大田区、福田隆代表取締役）が廃棄物処理契約や資源物売買におけるＤＸ化の取り組みを推進している。 　まずグループ会社のトライシクルがコロナ禍によるテレワーク需要を受け、昨年か […]

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