
2015年に日本マテリオと共催して、古紙ジャーナル韓国ツアーを開催した。
▼その時に家庭紙メーカーのサムユンパルプを訪問した。当時のサムユンパルプの生産量は年7万7千トンで、韓国での家庭紙生産としては、キンバリークラーク(米国)に次いで2位、古紙ものとしてはトップ。3工場で原紙から加工まで一貫生産を行い、生産品種は7割がTP、2割がTS、1割がTWだった。
▼ここで最も驚かされたのが、紙パックを月間5000トン使用していたことである。そのうち損紙が2500トン、回収もの紙パックが2500トン。この紙パック置き場が実に興味深いもので、「世界の紙パック博覧会」の会場の様であった。紙パックは韓国製が6割、米国2割、カナダと日本で1割、その他1割。その他は中国・香港・マレーシア・シンガポール等。
▼米国やカナダ、他の海外の紙パックは赤系が多い。また特に米国の使用済紙パックは、未洗浄で汚れや臭気が酷かった。しかし韓国の家庭紙は着色されたTPが多く出回っており、それこそ青や緑もある。同社でも白色の家庭紙に拘らないので、「未晒しだろうが未洗浄だろうが、どんな紙パックでも使える」と話していた。日本と韓国の文化の違いを感じた視察だった。
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