古紙ジャーナル記事の記事一覧

2021年6月28日 インタビュー »  1432号

【山發日本㈱　坂口健太郎氏　調査レポートより③】
非木材系の竹パルプ大増産で再び脚光
中国発のチップ需給の行方に注視

　山發日本の坂口氏によるレポート最終回は、中国の非木材パルプの動向を取り上げる。特に注目されているのが豊富な竹林を活かした竹パルプ。増産計画もあるが、パルプ消費量全体からみれば３％ほど。やはり原料不足対策の本命は外部から […]

2021年6月28日 古紙価格・製品市況 » 1342号

【古紙国際市況】
ほぼ全品種が上昇一途
世界的に古紙不足続く

　米国ＯＣＣの輸出価格の上昇が続いている。今年全般の傾向だが、インド向けが量・価格ともに牽引。米国ＯＣＣ（＃12）のインド向け価格は３１０～３３０ドル。これまでブレーキをかけていた東南アジア向けの価格も上昇中。タイ向けが […]

2021年6月28日 関連業界 » 1432号

【鉄スクラップ価格】
10年以降最高価格を更新中
古紙用番線価格もツレ高に

　鉄スクラップ価格が高騰している。10年以降で鉄スクラップの平均価格が最も低かったのが16年。この年はキロ20円を割り込み、19.9円となった。この時は現在と正反対の状況。15～16年時は原油価格が４分の１に、鉄鉱石は３ […]

2021年6月21日 市場データ »  1431号

【横浜市 家庭系古紙】
コロナ禍で回収増えるが品質は低下傾向
奨励金増額も回収業者は厳しい状況続く

　コロナ禍の中で家庭で過ごす時間が増え、家庭ごみ及び資源物の排出量が増加している。日本で最も人口が多い横浜市（約370万人）でもその傾向が強い。しかし19年から古紙の市況悪化と働き方改革によって、古紙回収の現場を担う回収 […]

2021年6月21日 古紙ジャーナル記事 »  1431号

【山發日本㈱　坂口健太郎氏　調査レポートより②】
環境問題から植林が進む中国
木材輸入増で「ウッドショック」も

　山發日本の坂口氏によるレポート第2回は、中国における植林と木材輸入の現状を取り上げる。需要増を受けて国内外からの調達網の確保に急ぐが、各国の政治的思惑も絡む。木材資源の争奪戦が繰り広げられつつある。 森林面積1.4倍に […]

2021年6月21日 市場データ » 1431号

【家庭紙原料】
上物発生、昨年１割減
機密古紙は発生急増

発生がピーク比3割減 　紙市場の収縮とともに、減る宿命にある上物古紙。紙の需要や印刷・出版の動向に回収量が左右される。20年の印刷情報用紙の内需は前年対比17％減少していた。上物古紙の回収量を、国内消費分は①模造・ケント […]

2021年6月21日 企業動向 市場データ »  1431号

【ペーパータオル】
丸住製紙が年間4万㌧まで設備増強
ハンドドライヤー解禁で逆行も

　コロナ禍によって需要が急増したペーパータオル。手洗いが励行されたことにより、手の水滴を清潔に拭き取るペーパータオルのニーズが高まった。日本家庭紙工業会の統計によると、20年のペーパータオルの生産量は23万7000トンと […]

2021年6月14日 市場データ »  1430号

【再生資源輸出】
古紙・鉄はベトナム、廃プラ・古布はマレーシアが最多
今年は全品の価格が上昇、鉄は中国需要増で更に上昇か

　過去10年の再生資源4品目（古紙・鉄スクラップ・廃プラスチック・古布）の輸出量と輸出単価推移を調べた。中国輸出時代とポスト中国時代で大きく様相が異なる。国内回帰や東南アジアへの振り替えが進む中、鉄スクラップ及び非鉄金属 […]

2021年6月14日 古紙ジャーナル記事 »  1430号

【山發日本㈱ 坂口健太郎氏 調査レポートより①】
パルプ大増産する中国、チップ争奪戦へ
中国の製紙原料問題は解決したのか？！

　今年から中国は古紙を全面輸入禁止し、深刻な原料不足に直面している。大手板紙メーカーはパルプ設備の建設にシフトし、今後はパルプ配合の高い板紙が増えそうだ。こうした急速なパルプ大増産は世界のチップ需給にも影響を与えるとみら […]

2021年6月14日 古紙ジャーナル記事 1430号

新会社設立のお知らせ

　弊社、㈲古紙ジャーナル社では5月末、新媒体の発行に向けて準備を進めるとともに、広告部門を分社化するため、新会社である㈱サステナ・メディア・ラボを設立致しました。 　新媒体はプラスチックのリサイクルに焦点を当てたもので、 […]

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top