古紙ジャーナル記事の記事一覧

2020年5月18日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1377号

【段ボール】国際市況に加熱感
【雑誌】荷余りが深刻化

　古紙の国際市況に過熱感が出ている。欧米品の段ボール（ＯＣＣ）はすでに200ドル/トンを超えてきた。米国のＤ―ＯＣＣ（精選別段ボール）が220ドル/トン、欧州品が210ドル/トンを付ける。米国品は2019年1月以来、欧州 […]

2020年5月18日 市場データ » 1377号

【逆有償回収】
逆有償回収の拡がり、契約どう変わる
産廃業者の逆有償、認めぬ自治体も

　市況低迷を受けて、全国的に排出先からの逆有償回収が急速に拡がった。収集に係る経費が現在の古紙の売価では賄えなくなったためだ。国内メーカーは基準価格を残すものの、輸出価格との平均売価は大きく下がり、仕入れ相場も連動し下が […]

2020年5月11日 企業動向 » 1376号

【古紙問屋扱い量トップ15社】
専業の宮崎（愛知県）が扱い量・売上トップに
逆風下で大和紙料、坪野谷、もっかいが数量伸ばす

　古紙市場の縮小トレンドが止まらない。コロナ危機を受けて、発生量はさらに落ち込みそうだ。各古紙問屋の扱い量の動向として、上位15社のランキングを取り上げたい。扱い量、売上を本社独自に調査したもの。2019年（問屋によって […]

2020年5月11日 企業動向 » 1376号

【全国古紙ヤードマップ２０２０】
全国の古紙ヤード数は2000ヵ所前後
東京都が最多の150ヵ所でトップ

　現在、5月末に発刊を予定している「古紙ヤードマップ2020」に向けて、全国の古紙ヤードの確認調査を行っている。調査には既存の古紙ヤードマップに掲載している古紙ヤード一覧をベースとして、他には全原連の組合員名簿、各都道府 […]

2020年5月11日 市場データ » 1376号

3月の古紙輸出入

　3月の古紙輸出量は29万7000トンで対前年同月比21％増となった。1ー3月の累計は80万7479トンで対前年同期比21％増。前月よりも2万トンほど増え、コロナ禍で輸出コンテナが不足した中で30万トンに迫った。 　品種 […]

2020年5月11日 古紙ジャーナル記事 古紙価格・製品市況 »  1376号

【段ボールの輸出価格】
底値の２倍超まで回復、国内の原紙輸出枠上回る

　関東商組による5月積みの輸出共販事業はコロナ禍で中止。中部商組の輸出事業の結果は次の通り。 　①段ボール‥ベトナム向け　165ドル／トン、13.5円／キロ　日商岩井 　②雑誌‥中国向け　90ドル／トン、5.8円／キロ　 […]

2020年4月27日 古紙ジャーナル記事 » 1375号

【紙・板紙 需給速報】
家庭紙は買い占め特需で3割出荷増
洋紙・白板紙は生産大幅減、古紙消費に響く

　新型コロナウィルス（ＣＯＶＩＤー１９）との闘いは、すべてが異例づくし。いつ終息するのか、また経済がどのような回復軌道を描くのかすら想像がつかない。ただ、間違いなく従来までの仕事や消費のあり方を変えるとともに、紙・板紙需 […]

2020年4月27日 市場データ » 1375号

【大阪市古紙行政入札】
平均落札単価はキロ2.01円
行政回収入札開始以来、最安値

　令和2年上半期の大阪市の古紙行政入札の売払いがようやく決定した。1回目の入札は2月17日に行われたが、成立したのは14区域中5区域のみに留まった。次いで3月17日に再入札が行われ、残る9区域中8区域が成立したが、1区域 […]

2020年4月27日 古紙ジャーナル記事 1375号

【木材パルプと古紙価格推移】
木材パルプ価格、下げ止まらず
ＬＢＫＰは1年強で4割の下落

　木材パルプ価格と古紙輸出価格の推移を調べた。左表のＵＫＰ（未晒クラフトパルプ）、ＮＢＫＰ（針葉樹晒クラフトパルプ）、ＬＢＫＰ（広葉樹晒クラフトパルプ）の価格は、財務省貿易統計による輸入品ＦＯＢ平均価格。またＯＣＣ（段ボ […]

2020年4月27日 市場データ »  1375号

【今年の中国の古紙輸入ライセンス量】
計5回で439万トン、昨年同期比43.4％減少

　4月21日までに、中国の古紙輸入ライセンスは5回発行され、計439万トンとなった。第1回～第4回までが第1四半期分で、第5回からは第2四半期分となる。しかし大手新聞用紙メーカーである広州造紙・華泰紙業は、昨年同様、まと […]

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