古紙ジャーナル記事の記事一覧

2018年6月11日 市場データ » 1282号

4月の古紙輸出入

　4月の古紙輸出量は33万8,864トンで、対前年比95.4％。1ー4月の累計では107万3,932トンで、対前年同期比73.8％となった。昨年8月以降は20万トン台の輸出量が続いていたが、久々に30万トンを超えた。 　 […]

2018年6月4日 企業動向 » 1281号

【サンエー】
上物古紙に特化して月間3000トンを扱う
近年の国内消費は模造・色上の減少加速

　今年6月、創業から45年を迎えた上物専門の古紙問屋である㈱サンエー（大阪府寝屋川市宇谷町11番1号）を訪問した。同社は上物古紙を主体に月間3,000トン扱っている。また、創業以来輸出は一切行わず、国内製紙メーカーに全て […]

2018年6月4日 市場データ 海外動向 »  1281号

【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ

　中国が再生資源の輸入に関する規制を強化したことで、東南アジア諸国がしわ寄せを受けている。先進国を中心とした輸出国が中国からベトナム、タイ、マレーシアなどの東南アジアに輸出先を振り替えたことで、大量の荷が殺到。港の荷受能 […]

2018年6月4日 市場データ »  1281号

【中国の古紙需給】
前倒しで米国禁輸を解禁
古紙不足で原料操短も

　先週号で触れたが、中国政府は5月22日、カナダのＣＣＩＣを通じ米国品の輸出を再開できる主旨の通達を公表した。米国の関係筋によると、翌日から事実上、禁輸が解除されたという。当初、中国政府は5月4日から6月4日までの1カ月 […]

2018年6月4日 市場データ » 1281号

【日本製紙】
紙・板紙事業の不振響き計画未達に
76万㌧（18％に相当）削減で立て直し図る

　日本製紙は2018ー2020年度の目標を示した第6次中期経営計画（以下、中計）と2018年度）の業績予想を発表した。方針の1つに「洋紙事業の生産体制再編成」を掲げ、併せて生産設備の再編計画も発表した。 　第5次中計は厳 […]

2018年5月28日 インタビュー 市場データ »  1280号

【緊急開催】
商社覆面座談会「中国クライシス」

　中国が牽引役となって急拡大してきた古紙輸出市場のトレンドが転機を迎えている。中国が発動した輸入規制の強化によって、10年以上続いた「再生資源バブル」が終焉した。買い手市場となった中で、日本品がシップバック処分を受けたり […]

2018年5月28日 古紙価格・製品市況 »  1280号

【中国向け古紙輸出】
各国品とも価格急上昇
米国品禁輸は解禁!?

　中国政府が発表した5月4日から1ヵ月間の米国品禁輸措置の影響により、各国品ともに中国向け輸出価格が急上昇している。また5月22日、中国税関当局は、米国からの古紙輸出がカナダのＣＣＩＣを通じて再開される見通しと発表した。 […]

2018年5月21日 インタビュー 企業動向 »  1279号

リサ女が行く！【第1回】 Web増補版

原点は機密処理、ブログで気付き発信
㈱大久保　大久保薫 常務取締役

　男性一色だった古紙業界にも活躍の場を広げる女性「リサイクル女子（＝リサ女）」が増えてきた。人手不足や多様性の観点から女性が輝ける職場づくりは今や社会的要請だ。古紙ビジネスに携わるリサ女の現場を訪れ、連載で奮闘記を取り上 […]

2018年5月21日 市場データ » 1279号

【王子ＨＤ・レンゴーの決算より】
今年度の業績が大幅回復へ
古紙下落と製品値上げ浸透で

　製紙メーカー各社の業績が急回復している。前期（2017年度）は、古紙高騰に伴う原料コスト増に苦しんだものの、来期（2018年度）は大幅に業績が回復する見込み。特に春以降、製品値上げが通り、また昨年より古紙価格が下がった […]

2018年5月21日 市場データ 海外動向 »  1279号

【2017年中国 製紙・古紙需給】
紙・板紙生産、消費ともに堅調な伸び続く
古紙輸入減を国内回収増とパルプ増で賄う

　2017年の紙・板紙及び古紙需給のデータが中国造紙協会から発表された。造紙協会の総括では、2017年の中国の製紙業は、主要原料であるパルプ及び古紙の市場価格が大幅に変動する中、紙・板紙生産及び消費の伸びは経済情勢と共に […]

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