【段原紙輸出】
4月までに2倍近い輸出増、中国けん引
製品開発と適正価格で競争力向上が課題

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 日本からの段ボール原紙輸出量が急増している。今年4月までに前年比2倍近い数量が輸出された。特に中国向けの輸出量が増加し、前年度比で6倍近く、輸出量全体の約3割を占めている。またマレーシア、台湾、インドネシア向けも好調で、米中貿易戦争によって発生した中国の代替え需要に加え、新型肺炎による中国の生産停滞が重なって内需が堅調に推移した。日本の製紙メーカー各社ともに、国内の需給調整と海外の原紙需要の取り...

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