古紙ジャーナル記事の記事一覧

2018年7月9日 市場データ 海外動向 »  1286号

【中国の環境政策】2020年までに古紙輸入ゼロへ
再生パルプにも検査強化か

　中国の国務院が6月末に提出した環境政策の方針の中で、2020年までに古紙を含む輸入廃棄物の輸入をゼロにする方針を打ち出した。前号で特集したとおり、中国政府は様々な手段を組み合わせ、古紙の輸入規制を実施してきたが、この方 […]

2018年7月9日 市場データ » 1286号

＃１０（雑誌系）が今年最高のＣＹ18円に
国内向け消費が増える中、内外で取り合いに

　中国向けの雑誌系古紙である＃１０の輸出価格が上昇している。6月下旬には、関東地区のＣＹ（コンテナヤード）渡しでキロ18円と、今年に入り最高値を付けた。古紙問屋の店頭渡しでも16〜16.5円で国内向け基準価格である15円 […]

2018年7月2日 インタビュー » 1285号

【山鷹国際ＨＤ　孫暁民副社長の講演より】
中国の国内古紙、激しい価格変動に直面
販売先とクローズド回収を模索

　中国で古紙の輸入規制が強化されて半年が経過した。輸入ライセンスは大手メーカーに偏重するものの、米国品の禁輸や検査体制の強化といった追加措置を前に、輸入古紙の安定調達が難しくなっている。5月末に中国の上海で開かれた「ＲＩ […]

2018年7月2日 企業動向 »  1285号

【中国・上海の 古紙ヤード】
月間6000㌧を扱い、華東地区へ供給
老舗業者の1つ、上海には約400社

　古紙輸入規制の余波で、バブルと化す中国の国内古紙市況。変動も激しいが、今年に入ってからＯＣＣ（段ボール古紙）は2,000～3,100元／トン（キロあたり33.5～52円）で推移。輸入古紙との価格差が広がっており、過熱気 […]

2018年7月2日 市場データ » 1285号

【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準

　直近の輸入規制に関する動きは2つある。①米国での船積み前検査における自主検査の撤廃と、②中国の輸入業者の登録再申請である。①は6月22日からの実施、②は8月1日までの申請が必要である。 　特に最近は米国品に対する引き締 […]

2018年7月2日 古紙価格・製品市況 » 1285号

【中国向け輸出価格】
ドル価上昇も円価は横ばい
日本品の代替需要は限定的か

　日本の輸出ドル価はやや上昇している。ＲＩＳＩの中国版によると、直近の日本古紙の輸出価格（中国主要港向けＣＩＦ価格）は、ＪＯＣＣ（段ボール古紙）250〜260ドル、ＪＯＮＰ（新聞古紙）が240〜245ドル。しかし商社筋に […]

2018年7月2日 インタビュー » 1285号

全日本機密文書裁断協会(パピルスネットワーク)が総会開催

伊藤武巳会長挨拶主旨 　「全国的に機密漏洩の問題が増えている。会社が大きくなればなるほど、末端の社員に伝わらなくなる。 いくら社内で資格認証制度を作っても、お客さんに伝わらなければ自己満足に終わる。自己満足に終わらないた […]

2018年7月2日 インタビュー » 1285号

【紙製容器】組織立ち上げから20周年
用途開発・人材確保が急務【ＲＰＦ】

紙製容器包装リサイクル推進協議会　松田直行会長（凸版印刷㈱） 　「創立20周年を迎えた。当協会の対象物であるその他紙製容器は中国の廃棄物輸入規制やＥＵの使い捨て容器に対する規制強化の動きが影響を与えるのではないか。今後も […]

2018年6月25日 企業動向 » 1284号

【石坂グループ】
熊本市行政回収品を大型選別ラインで選別
光学選別・ロボット選別(米国ＢＨＳ社)の開発に協力

　九州で最大規模のリサイクル工場を持つ有価物回収協業組合石坂グループ（本社・熊本市東区戸島町2874番地）を訪問した。同社は鉄・非鉄、ガラス、ＰＥＴボトル、廃プラスチック、木屑、古紙、機密文書、古布等のあらゆる資源物の大 […]

2018年6月25日 古紙価格・製品市況 »  1284号

【内外の古紙市況】
ＭＩＸ含め輸出市況回復
国内はプレミア追随せず

　輸出価格が回復しており、国内メーカーの調達姿勢への影響が注目される。 　段ボール古紙の輸出価格は問屋店頭でキロ20円台に乗せている。港から近い問屋では21円台を付ける。国内メーカーの基準価格が18円なので、内外格差は2 […]

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