国内メーカーが7月、古紙発注量を大幅にカットする。段原紙・白板紙の生産に急ブレーキがかかり、古紙消費も落ち込んでいるためだ。メーカーや地域にもよるが、段ボールで1~2割、雑誌で1~3割程度、前月より減らす。段原紙は在庫が5月末に過去最多の56万トンまで増加したため、各社生産ペースの抑制に動いている。製品販売がただでさえ不振なので、製品在庫の平準化まで数ヵ月要するとみられている。 古紙の需給は...
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