古紙ジャーナル記事の記事一覧

2022年11月28日 企業動向 市場データ 関連業界 » 1502号

【各製品の需給動向】
段原紙が過去最多の在庫
洋紙能力は40万トン削減

　原燃料コスト増による製品価格への転嫁は待ったなしだが、足かせとなるのが製品の需給バランスだ。そこで過去3年間の段ボール原紙、印刷情報用紙、衛生用紙の3品目の在庫推移を追ってみた。段原紙は今年10月の需給速報では、64万 […]

2022年11月28日 企業動向 関連業界 1502号

【大栄環境】
廃棄物大手、12月に新規株式上場
各地で焼却施設・最終処分場を計画

　大栄環境㈱（本社：大阪府和泉市、代表取締役社長：金子文雄）が、12月14日に東証プライム市場に新規上場する。同社は1979年創業で廃棄物の最終埋立処分が祖業。トータルに一廃・産廃を扱える体制を敷き、事業を大きく伸ばした […]

2022年11月21日 インタビュー 企業動向 »  1501号

【創刊30周年 特別企画⑥】
〈㈱寺松商店・寺松哲雄社長 インタビュー〉
80年代からアジアへ輸出、米国から輸入を開始
世界一綺麗な日本の古紙が世界一価格が安い

　株式会社寺松商店（本社・福岡県久留米市）の寺松哲雄社長に話を聞いた。寺松社長は、日本の古紙輸入時代には米国から古紙を輸入し、輸出時代には中国・韓国・台湾や東南アジア向けに輸出を行ってきた。いわば日本の古紙貿易のパイオニ […]

2022年11月21日 海外動向 » 1501号

【中国回想 その6】
重慶まで水路で輸入古紙を運搬
直営ヤードで国内古紙大半を賄う

　しばらく期間が空いていたが、中国回想シリーズの第6回。古紙業界にとって中国は過去の物になった感があるが、温故知新でどんな過去からも学びがある。今回は12年に訪問した中国・重慶と成都を回想する。 　重慶は97年に四川省か […]

2022年11月21日 古紙価格・製品市況 » 1501号

【国内古紙市況】
新聞古紙、50円超えの高値も
価格潜り、実勢相場見えづらく

　国内製紙メーカーによる古紙調達価格の実勢相場を調査した。もはや建値（基準価格）はほとんど意味をなさず、実際の取引価格は完全に潜った状態。メーカーと古紙問屋との相対による個別交渉が基本線だ。発生減で需給は逼迫しており、メ […]

2022年11月21日 市場データ » 1501号

【製紙メーカー大手5社中間決算】
全社減益、原燃料高に製品値上げ追い付かず

　製紙メーカー5社の2023年3月期の中間決算が発表された。原燃料高騰と急激な円安進展といった未曾有の外部環境の変化に直面する中、王子HDが好業績を保ち、レンゴーが堅調さを示した一方で、北越コーポは大幅な減益で、日本製紙 […]

2022年11月21日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1501号

【家庭紙】
大手3社が年明けの再値上げ発表
北越コーポは新規参入計画を凍結

　家庭紙メーカーの大手3社が11月中旬、相次ぎ製品価格の値上げを発表した。来年1月下旬～2月の出荷分からで、値上げ幅は15～20％以上を予定している。家庭紙メーカーは、今年4月に製品値上げに動いていたが、その後もエネルギ […]

2022年11月14日 インタビュー 企業動向 » 1500号

【創刊30周年 特別企画⑤】
〈国際紙パルプ商事㈱ 中道 徹 本部長インタビュー〉
米国・中国で日本との古紙輸出入に携わる
今後は古紙原料不足に備えた施策が必要に

　国際紙パルプ商事株式会社の製紙原料営業本部長である中道徹氏にお話を伺った。日本の古紙を取り巻く状況が、90年代までは古紙輸入国だったが、2000年代から古紙輸出国へと様変わりした。その時代の変化の中で、中道氏は96～0 […]

2022年11月14日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1500号

【古紙輸出価格】
米国OCCようやく反騰
日本品は新聞・雑誌高騰

　米国OCC（＃12・選別段ボール古紙）の輸出価格がようやく反騰してきた。前月の160ドルから175～180ドルとなっている。また米OCC（＃11）も150ドルとなり、最も低かった115ドルから上昇基調となっている。 　 […]

2022年11月14日 海外動向 輸入規制 » 1500号

【EU欧州委員会】
2024年からの廃棄物輸送規制で
東南アジア諸国が古紙不足に?!

　今年9月にタイで開催されたASEAN紙パルプ産業会議。中国・台湾を除く8ヵ国が参加し、コロナ禍やカーボンニュートラル、サステナビリティなどへの対応について、各国の紙パルプ業界の団体から報告があった。この中でベトナムやイ […]

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top