
先週号でレンゴーの売上高1兆円達成を報道した。今期も売上高8.1%増を見込んでおり、製紙2位の座も視野に入る。過去20年間の売上・利益を振り返ると、製紙大手4社の中で成長率は断トツトップだった。このレンゴーを2000年から率いてきたのが大坪清会長兼CEOである。
2020年11月に発刊した大坪氏の著書『情の経営に理あり』を愛読しているので、少し紹介したい。2000年3月のある日、当時レンゴーの社長だった長谷川薫氏から電話があり、「日経新聞を見といて」と言われた。その時大坪氏は、住友商事の常務取締役欧州総支配人としてロンドンに駐在していたが、新聞を見るとこう書かれていた。「レンゴー新社長に住商の大坪常務」。まさに新聞で知った社長起用だった。
元々、大坪氏は住友商事に入社して2カ月後に摂津板紙への出向を命じられ、摂津板紙の創業者・増田義雄氏から現場で様々なことを教えてもらったという。増田氏の口癖は「ドライヤーの下で寝た者でなければ紙抄きの気持ちは分からない」「ロスはこぼれる利益」だった。とにかくこのような面白いエピソードや舞台裏が「大坪節」で綴られていて、とても勉強になる。全ての業界関係者にお勧めしたい。
2026年10月12日
コラム「虎視」
先週号でレンゴーの売上高1兆円達成を報道した。今期も売上高8.1%増を見込んでおり、製紙2位の座も視野に入る。[...]
2026年10月05日
コラム「虎視」
王子マテリア・中津川工場は元中央板紙の工場で、昨年は中芯原紙を12万5千トン生産。02年に王子グループとなり、[...]
2026年09月28日
コラム「虎視」
20代の頃、東京のコンビニエンスストアで5年ほど夜間アルバイトをしていた。
東京・霞が関の店舗で[...]
2026年09月21日
コラム「虎視」
今回の記事で取り上げたのが米国のサーキュラーサービス。米国内で35ヵ所のMRF施設(資源物選別工場)を運営して[...]