2026年9月28日 オピニオン » 1690号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 20代の頃、東京のコンビニエンスストアで5年ほど夜間アルバイトをしていた。

東京・霞が関の店舗で、夜はタクシーの運転手が時折来店する程度だった。

 当時は90年代で新聞・雑誌の全盛期。95年の雑誌・書籍の発行部数は48億冊なので、単純に人口数で割ると、国民1人当り平均で年40冊の雑誌・書籍を購入していたことになる。

それこそ少年ジャンプが600万部を発行していた時代であり、当然、雑誌類の品出しも量や点数が膨大で、並べるのに非常に苦労した。

少年ジャンプだけで60冊ほど納品されるので、山積みにしても全部置けず、残りはバックヤードに置いていた。

 各商品の品出しを終えると、夜勤1人でお客さんも少ないので、新しく入ってきた雑誌を一通り読むのが習慣だった。

少年ジャンプ・少年マガジン・少年サンデー・ヤングマガジン・ヤングジャンプ・ヤングサンデー・スピリッツ・ビッグコミック等の漫画雑誌をまず読む。

次にフライデー・フラッシュ等を読む。それでも暇なので、文春や新潮、女性自身等をパラパラと読む。

このコンビニ夜勤の5年間のおかげで、すっかり漫画や芸能情報に詳しくなった。

最近はテレビも雑誌も見ないので、漫画や芸能の話に全く付いていけなくなってしまった。

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