【コロナ・ショック】
世界的な景気後退、国内の成長品種にも打撃
古紙需給は余剰化必至だが、一時的な逼迫も

段ボールのマテリアルフロー(2019年)

 新型肺炎コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大の影響で、紙・板紙の需要がどこまで落ち込むのか?古紙需給の行方がどうなるのか?先行きが読みにくい。既にコロナ・ショックで株価や為替は急変したものの、古紙市況は意外に堅調に推移。ただ、世界的な景気後退によって、日本の紙・板紙需要の悪化は必至で、成長品種だった段ボール原紙、家庭紙にも影響は避けられない。古紙も余剰化が進むとみられるが、流通量そのもの...

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