国際紙パルプ商事㈱(以下、KPP)が今年6月に、東証一部に株式上場を果たした。2013年の住商紙パルプとの合併後、第二の創業期と据える中で実現させた。2024年には設立100周年を迎える。紙パルプ業界には明るいニュースとなったものの、国内の紙卸市場が縮小均衡する中で、前途は決して平たんではない。成長分野と目し、注力してきた古紙事業も中国・東南アジアの輸入規制強化の動きから不透明感が強まっている。...
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