2018年12月17日 古紙ジャーナル記事 1308号

【KPP】
2024年の100周年に向け、上場で成長へ弾み
古紙ポイント回収拠点は全国800カ所超に拡大

上場記念パーティで挨拶する田辺円代表取締役社長

 国際紙パルプ商事㈱(以下、KPP)が今年6月に、東証一部に株式上場を果たした。2013年の住商紙パルプとの合併後、第二の創業期と据える中で実現させた。2024年には設立100周年を迎える。紙パルプ業界には明るいニュースとなったものの、国内の紙卸市場が縮小均衡する中で、前途は決して平たんではない。成長分野と目し、注力してきた古紙事業も中国・東南アジアの輸入規制強化の動きから不透明感が強まっている。...

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