
▼紙の定義とは、「植物繊維を取り出し、水に分散させて水をこし、薄く平らに絡み合わせたもの」。紙が出現するまでは、中国では甲骨や木簡、メソポタミアでは粘土板、エジプトでは植物のパピルスの茎を切って作ったものを記録用として使っていた。しかしパピルスは紙の製法とは異なるので、日本や中国では紙の起源とはされていない。
▼発見されている最古の紙は、一九八六年に中国甘粛省の古墓で見つかったもの。麻の紙に地図が書かれたもので、紀元前一世紀のものと推定され、発見された地名から放馬灘紙(ほうばたんし)と呼ばれている。また以前まで紙を発明した人物と言われていた蔡倫は、紙の製紙法を確立して広めたと考えられている。当時の紙は、麻布、樹皮、漁網等を材料にしたと記されており、製紙法の基本は現在と変わらない。中国で発明された紙は、六〇〇年頃に日本に伝来し、その後シルクロードを通じてペルシャやエジプトに伝わった。
▼今回訪問した太陽紙業の敷地内には、中国版「紙の博物館」がある。二〇一一年に開設したもので、中国で初の本格的な製紙博物館。紙の発明から現在までの製法の移り変わり、昔の紙作りの様子等、光と映像を使った見せる技術で、見学者に紙の歴史を教えている。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]