2010年7月5日 古紙ジャーナル記事 892号

【中国の原料調達】原料の44%を輸入、国内自給への移行進むか
古紙の回収ルートの構築と植林地の拡大を急ぐ

来年にも中国の紙・板紙生産量は1億トンが射程に入ったが、増大する生産を支える原料調達が課題となってきそうだ。中国で製紙原料となる古紙やパルプは大半を輸入に依存し、今後も旺盛な需要が続くことから、価格面では高値基調で推移していくとみられる。 また先進国では紙・板紙の生産減により古紙の発生でも限界がみられ、原料の逼迫感が強まる可能性もある。中国では原料の自給へ移行するため、今後の古紙回収の底上げ...

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