
▼今から十七年前、二〇〇〇年頃に、商社・製紙系のM&Aや合弁ヤードが急激に増加した。当時は古紙価格が下落の一途を辿り、経営自体が苦境に立っていた古紙問屋も多かったことが、商社や製紙メーカーのM&Aを後押しする要因となった。
▼当時のM&Aの事例では、住商紙パルプとリメイキングが、合弁会社のグリーンリメイクを設立したのがちょうどこの年。また当時の王子製紙の子会社である王子トレーディングも、本栄商事を買収して新ヤードを開設した。JPも古紙事業の強化を行い、九九年に九州紙パ資源、〇〇年に中部紙パ資源の新ヤードをそれぞれ開設。また同年に栗原紙材と合弁でジェイ・ケイリサイクルを設立した。〇一年には大阪にも紙パ資源の新ヤードを開設するなど、立て続けに古紙ヤードをオープンしている。また国際紙パルプ商事は、靖国紙料と合弁でリサネット・カンサイを設立。商社・製紙が古紙事業を強化する転換期となった。
▼今回のJPによる福田三商のM&Aは、市況・需要共に好調の中で行われており、当時のような悲壮感はない。齋藤会長は「会社の資産である株式の価値を最大限に引き上げるM&A」と話す。今後このようなケースは増えていくのか。
2026年03月16日
コラム「虎視」
鉄・非鉄業界の業界動向や価格情報を報道しているのが、業界紙の日刊市況通信である。実は以前、印刷している印刷屋が[...]
2026年03月09日
コラム「虎視」
昨年から今年にかけて、パック連の主催による紙パック回収システム強化検討会が3回にわたって行われた。これまでの紙[...]
2026年03月02日
コラム「虎視」
2015年7月に発刊された「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、同年の青少年読書感想文全国コンクールの[...]
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]