
▼先月の二十七日夕、浅草ビューホテルで催されていた全原連の新年賀詞交換会の会場が、一瞬ざわつき始めた。興奮気味にスマホを操る者、電話片手に席を離れる者――。日本紙パルプ商事(JP)が名古屋の大手古紙問屋、福田三商を買収するとの一報が伝わったからだ。株式交換による買収額は約三十七億円に上り、古紙問屋のM&Aでも過去最大規模となる。
▼福田三商は一九三六年創業の老舗で、中部地区を中心に十九ヤードを展開。扱い量は年間五十万トンに上り、二〇一五年十一月期の売上は六十九億円だった。JPは、最大手の紙卸系専門商社で、古紙リサイクル事業にも注力。この買収によって、ヤード数は一挙に三十二カ所まで増え、古紙の扱い量(商社取引含む)は百七十万トン前後となる。
▼今後、古紙市場は縮小し、ヤードも飽和状態の中で構造不況にさしかかる。福田三商は古紙扱い量では全国六番目、ヤード数では八番目に多いが、売上では十二番目。一四年夏の本紙インタビューで齋藤会長は「合わない仕事はやらない」「新規ヤードも出さない」と合理的な考えを語っていた。JPとシナジー効果を求め、大決断に踏み切ったとみられるが、再編が進まなかった古紙業界に与える心理的影響も大きいだろう。
2026年06月22日【京都生協・ ハートコープきょうと】
物流センターを集約して大型ベーラーを設置
周知徹底でカタログ類と内袋の回収量が増加
2026年06月22日【こんの】
創業75周年迎え現場ユニフォームを刷新
全員参加でデザイン選定、一体感を醸成
2026年06月22日【製紙・古紙需給】
洋紙の減少再び顕著に
段ボール古紙は回収増
2025年07月14日【熊谷紙業】
古河工場で古紙ドライパルプの生産を開始
当面は月1千トン、将来的に月1万トン目指す
2026年01月12日【~㈱南都興産 谷方夫代表取締役インタビュー~】
「古紙を有価物として回収して価値を上げる」
「リサイクル率の上昇が最終処分場の延命に」
2026年06月22日
コラム「虎視」
古紙再生促進センターでは、2025年から雑がみの掘り起こし活動として「雑がみさまを探せ!」と題した様々な啓発活[...]
2026年06月22日
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この号が読まれている頃、私は米国の地に降り立っているか、または米国に向かう空の上だろう。以前のコラムで書いたが[...]
2026年06月15日
コラム「虎視」
牛乳パックの回収が世の中に広まったのはもう40年以上前だ。当時は、飲み終わった牛乳パックを製紙原料として使うと[...]
2026年06月15日
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