8月のお盆過ぎに岩手県一関市で4年ぶりに地ビールフェスティバルが開催されるとのこと。ある現地関係者からお誘い頂いたのだが、あえなく日程が合わず断念した。100種以上の地ビールが味わえる大規模なイベントだったそうで、来年こそは行ってみたい。
いま日本にはマイクロブリュワリー(地ビール醸造所)が全国に約700ヵ所も存在するという。年々その数も増えており、地ビールバブル・クラフトビールバブルの様相である。
沖縄の小さな町に出来た新しい醸造所兼バーを訪れた。カウンターの奥に醸造施設があって、中国製の仕込みタンク2基と熟成タンク4基が備えてあった。地元の飲食店関係者らが出資したといい、投資額は3千万〜4千万円に上ったそうだ。地場のユニークな原材料を取り入れながら、独特の香りや味わいを感じさせる。一杯あたり千円以上とそれなりに値も張るが、ニッチな醸造所を応援したい気持ちも相まって、心地よい酔いへと誘われる。
一方で難しさを増すのが、大手ビールメーカーのマス狙いの商品ではないか。いまやアルコールを日常的に飲む人口は1割程度。ご当地の一杯には、代えがたい体験価値や影響力がある。
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