
▼先週号でAPP特集をレポートしたが、触れていなかった部分がある。米国とEUの両方で、実質APPを標的にしたアンチダンピング関税(不当廉売)が近々課せられる見通しだという。
▼米国貿易委員会は、中国及びインドネシアからのコート紙輸入が、補助金と不適正な価格により、国内産業に損害を与えているという決定を10月に発表した。これによってAPPの中国品はアンチダンピング関税と相殺関税の合計43.65%、インドネシア品で28.1%が課せられ、早ければ今月から実施される。
▼これら一連の動きに対し、中国政府はWTOに提訴する構えを見せている。APPは「この関税は一部のメーカーによる意図的なもので、米国式の自由競争に反し不当である。」と反発している。実際、米国での中国品の輸入コート紙のシェアは12%と年々増加傾向。しかし中国品よりもシェアが高い韓国品(16%)は一切課税の対象になっていない。このことから、完全にAPPが標的にされていることが分かる。
▼世界の大手製紙メーカーが軒並み2割以上減産を強いられる中、APPはアジアの豊富な森林資源と安い労働力を武器に、さらに増産体制を加速している。今後の各国の対応と同社の動向に注目が集まる。
2026年05月25日【創業100年 古紙問屋】創業100年を超える古紙問屋は全国で計47社関東・中部(北陸・信越含む)が多いがルーツは各社各様
2026年05月18日【アルミ価格】過去最高値を毎月更新中アルミ缶(プレス)は400円台
2026年05月25日【古着・古布価格】マレーシア一極化が進む仕入・販売価格共に下落
2026年05月18日【㈱斎藤英次商店・斎藤大介社長インタビュー】「大本紙料の修行とラグビー挫折が人生経験に繋がる」「ドラッガーからマーケティングを学び新規事業に」
2024年06月24日【2030年・2040年予測】2030年は紙・板紙消費18%減、古紙22%減新聞用紙と印刷・情報用紙は6年後に約4割減
2026年05月25日
コラム「虎視」
3面に記載しているが、中部商組の石川理事長が退任し、新たに河村商事・河村社長が新理事長に就任した。石川理事長は[...]
2026年05月18日
コラム「虎視」
今回のインタビューが興味深い話だったので、他の古紙問屋で修行した経営者をピックアップしてみた。
[...]
2026年05月18日
ちょっとブレイク
現在、日本全国には引きこもりが146万人いるという。これは約50人に1人が引きこもっている計算になる。引きこも[...]
2026年05月11日
コラム「虎視」
懇意にしている古紙業者からこんな依頼を受けた。「息子が大学の卒論で古紙回収の変遷をテーマにしているので協力して[...]