【段ボール】国際市況に加熱感
【雑誌】荷余りが深刻化

米欧日の月別輸出価格推移(2019~2020年)

 古紙の国際市況に過熱感が出ている。欧米品の段ボール(OCC)はすでに200ドル/トンを超えてきた。米国のD―OCC(精選別段ボール)が220ドル/トン、欧州品が210ドル/トンを付ける。米国品は2019年1月以来、欧州品は18年12月以来の200ドル相場だ。  日本品も190~200ドルのオファーもあるというが、実勢では175~180ドル/トン前後とみられる。この高値水準も約1年半ぶり。円価に...

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