
▼中国や台湾、韓国の街中を歩くと、必ず古紙を満載にしたリヤカーに出くわす。しかし今回、インドネシアの街中でそういう光景を見ることがなかった。唯一リヤカーを見たのは、製紙工場の近くの道路だけだった。
▼ジャカルタで現地のディーラーと会談した。彼が語っていたことは、①仲間を含めた6~7社で月間20万トンの古紙を取引をしている、②毎月製紙メーカーが入札を行い、高値のところに納めている、③古紙価格はリーマンショック前の半分以下になった、④それぞれの取り分は、回収人がキロあたり800ルピア(7.4円)、タテバが200ルピア(1.9円)、ヤードが200ルピア(1.9円)、ディーラーが50ルピア(0.5円)という流れである、⑤ヤード運営は中国系インドネシア人が行っているー等。
▼興味深い話が多かったが、胡散臭い点も多い。まず①の取引量。インドネシアの古紙回収量が年間300万トンなので、彼の言う月間20万トン(年間240万トン)だとシェアは8割になり、数字的に無理がある。②の話はとても興味深かったが詳細は分からず。というのも翌日、古紙ヤード見学の約束をしていたが、彼は現れなかったのだ。結局、インドネシアの古紙回収の全容は掴めなかった。
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