
利用者が定額を支払うサブスクリプション型のサービスが賑わいをみせている。AppleやAmazonのコンテンツ見放題・聞き放題はもはや手放せなくなった。モノの所有からシェアへという流れが追い風となって、最近ではトヨタ自動車の定額乗り替え放題や衣類から飲食店に至るまであらゆる定額利用サービスが現れてきた。
▼こうしたサービスに無縁と思う方も、電気やガス、電話といったインフラは基本的には定額サービスだ。かくいう新聞も定額サービスの典型。安定した収益を見込めるのが一番の利点で、顧客との長期的な関係性も築ける。古くて新しいモデルが脚光を集めるのは、データ分析が進み、利用者のニーズを柔軟にサービスに盛り込めるようになったからだ。大手紙の苦境は、電子化媒体に出遅れ、データ活用の機会を逸したともいえる。
▼定額サービスで重要なのは、利用者の不便・不満を取り除き、継続的にサービス提供の価値を磨き続けられるかどうかにある。例えば動画配信の米ネットフリックスは、利用者の閲覧履歴から志向を分析し、次回作の内容、配役まで決めて制作にかかる。今後、古紙や廃棄物の回収においても、定額サービス、出し放題サービスが出てくる?!
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]
2025年11月24日
コラム「虎視」
家庭ごみ有料化の話題を大々的に本紙で取り上げていたのは、08年~09年頃である。この頃は、政令市でも実施する自[...]
2025年11月17日
コラム「虎視」
25年9月8日、都市対抗野球で王子が三菱自動車岡崎を決勝で下し、04年以来、21年ぶりの優勝を飾った。決勝の舞[...]