2019年2月4日 オピニオン » 1314号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 利用者が定額を支払うサブスクリプション型のサービスが賑わいをみせている。AppleやAmazonのコンテンツ見放題・聞き放題はもはや手放せなくなった。モノの所有からシェアへという流れが追い風となって、最近ではトヨタ自動車の定額乗り替え放題や衣類から飲食店に至るまであらゆる定額利用サービスが現れてきた。

 ▼こうしたサービスに無縁と思う方も、電気やガス、電話といったインフラは基本的には定額サービスだ。かくいう新聞も定額サービスの典型。安定した収益を見込めるのが一番の利点で、顧客との長期的な関係性も築ける。古くて新しいモデルが脚光を集めるのは、データ分析が進み、利用者のニーズを柔軟にサービスに盛り込めるようになったからだ。大手紙の苦境は、電子化媒体に出遅れ、データ活用の機会を逸したともいえる。

 ▼定額サービスで重要なのは、利用者の不便・不満を取り除き、継続的にサービス提供の価値を磨き続けられるかどうかにある。例えば動画配信の米ネットフリックスは、利用者の閲覧履歴から志向を分析し、次回作の内容、配役まで決めて制作にかかる。今後、古紙や廃棄物の回収においても、定額サービス、出し放題サービスが出てくる?!

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