ヤードレポートの記事一覧

2019年6月10日 企業動向 » 1331号

【むさしの紙業】
8ヵ所のヤードで月間1万1,000㌧の古紙を扱う
新木場営業所に渡辺鉄工の省エネベーラー設置

　むさしの紙業㈱（本社・埼玉県川越市、安立博信代表取締役社長）の新木場営業所を見学した。むさしの紙業は国際紙パルプ商事の100％子会社で、新木場営業所は5年前にコスモリサイクルセンターを吸収合併したもの。今回は渡辺鉄工㈱ […]

2019年4月22日 企業動向 »  1325号

【宮崎】
50周年の節目、名港リサイクルセンターを開設
輸出価格高騰時も国内優先貫き、輸出比率大幅減

  全国で古紙扱い量トップクラスの㈱宮崎（本社・愛知県清須市）は、今年50周年の節目の年を迎えた。同社が以前から目標に掲げていたのは、売上300億円、古紙扱い量年間150万トン。売上目標は1年前倒しで達成となっ […]

2019年3月11日 企業動向 » 1319号

【王子斎藤紙業】
メーカー系問屋の先駆けとして55年前に設立
東京営業所では機密書類の扱いが約6割を占める

　王子斎藤紙業㈱（本社・東京都新宿区）の東京営業所を訪問した。同社は1964年、斎藤商店の三鷹集荷所が分離独立し、当時の本州製紙が出資して合弁の斎藤紙業として設立された。いわば製紙メーカー系問屋の先駆けとも言える存在であ […]

2019年1月14日 企業動向 » 1311号

【平林金属 西大寺工場】
昨年12月に古紙ヤード開設
非鉄類は自働・手動で精選別

古紙と非鉄を扱う西大寺工場を見学 　昨年12月3日、平林金属として初めての古紙ヤードが、既存の西大寺工場の一角にオープンした。西大寺工場の敷地面積は7,000坪で、ミックスメタル選別工場が以前から稼働している。古紙棟は6 […]

2019年1月7日 企業動向 海外動向 »  1310号

【中国の古紙回収】
蘇州に行政主導ヤード建設
再生資源の回収体系を構築

　昨年11月中旬、慶真紙業貿易（ＫＰＰ中国）のアテンドで、江蘇省蘇州市の古紙ヤード及び大型集約施設を見学した。行政主導による再生資源物全般の受け皿となるリサイクル設備の稼働が、中国各地で相次ぐ。2020年問題が実現するに […]

2018年11月19日 企業動向 » 1304号

【緒方清掃】
古紙・プラ製容器包装・不燃物の選別が三本柱
宇土市は生ごみを週2回、回収して堆肥化を行う

　今号では熊本県にある㈲緒方清掃と自然と未来㈱の2社を紹介する。以前取り上げた玉名リサイクルセンターを含めた3社の取材に対して、有価物回収協業組合石坂グループにご尽力を頂いたので、この場を借りて御礼を申し上げたい。まずは […]

2018年11月12日 企業動向 » 1303号

【永野商店】
ペットボトルの光学選別機を導入
スリーアール財団の補助金を活用

　㈱永野商店（熊本市北区室園町10ー22、永野順也代表取締役社長）はこの程、飲料用容器の光学選別機を導入し、今年7月に設置工事が完了した。これは昨年から今年にかけて、公益財団法人廃棄物・スリーアール研究財団が給付金の公募 […]

2018年11月5日 市場データ »  1302号

【玉名リサイクルプラザ】
玉名市の行政回収の受け皿として07年に開設
古紙は有料指定袋に入れ品目ごとに違う週に回収

　熊本県玉名市にある玉名リサイクルプラザを見学した。同所は玉名市の行政回収における資源物の受け皿として2007年に開設した。玉名市の現在の人口は6万7,000人ほどで、2005年に1市3町の合併によって現在の規模となった […]

2018年9月17日 企業動向 市場データ »  1295号

【台風・地震被害】
自家発電備える製紙工場も稼働停止
大本紙料の本社ヤードは高潮で浸水

　　関西地方を通過した大型台風21号と北海道東部を襲った地震の影響で、製紙・古紙業界の生産設備や流通体制にも爪痕を残した。製紙工場の生産が一時停止し、古紙の回収・出荷も停滞するなど、需給のバランスが崩れている。関西は古紙 […]

2018年8月6日 企業動向 » 1290号

【新ヤード】
ヤードラッシュ下火、10カ所割れか
中国市場の急変で閉鎖増える兆しも

　今年の新規ヤードは、10カ所に届くか届かないかの水準になりそうだ。すでに古紙ヤードは全国で2,000カ所近くを数え飽和状態と言われてきた中で、①中国の輸入規制、②古紙の発生減、②人手不足といった事業環境が逆風となってい […]

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