市場データの記事一覧

2018年8月27日 市場データ » 1292号

【コアレックス 信栄】
自治体と提携、雑がみ・難再生古紙の受け皿に
最新鋭の工場で原料コスト削減、価格面が課題

　去る6月下旬、コアレックス信栄㈱（静岡県富士市中之郷575ー1、黒﨑暁・代表取締役社長）の本社工場において、消費者や消費者団体、一般市民、ＮＰＯ法人などを招き、家庭紙に関する意見交換会を行った。同工場は古紙ものトイレッ […]

2018年8月6日 市場データ » 1290号

6月の古紙輸出入

　6月の古紙輸出量は42万2,068トンとなり、久々に40万トンを超えた。昨年は1度も40万トンを超えた月はなく、40万トン台の輸出は、2016年5月以来、2年1ヵ月ぶりとなった。当時の40万トンを超す原動力は、雑誌系古 […]

2018年7月30日 市場データ » 1289号

【製紙・古紙 需給】
今年の古紙回収量は70万㌧減か
新聞・雑誌の消費は内外で対照的

　1ー5月までの製紙・古紙需給動向をまとめた。古紙回収量は5年連続の減少が濃厚で、年間では70万トン程度になる見込み。また新聞と雑誌の消費が昨年までと大きく異なり、対照的で非常に興味深い。 製紙需給動向 　紙・板紙の国内 […]

2018年7月23日 市場データ »  1288号

【西日本の豪雨被害】
物流網寸断で
古紙入荷半減の工場も

　西日本の豪雨被害を受けた地域にある製紙メーカーは順次、生産を再開している。特に岡山県、広島県、愛媛県で甚大な被害があったが、王子マテリアの呉工場が工業用水の断水で一時的に稼働停止を余儀なくされた他、日本製紙の大竹工場や […]

2018年7月16日 市場データ » 1287号

【中国向輸出】
今年1一5月の中国向け輸出量は35％減少
4月から中国向けが急増、ＯＮＰは九割超に

　4月から中国向け輸出量が急増した。発生期を迎えたことや、輸出価格が上昇したことが要因。また中国向けと他国向け輸出価格の価格差もかなり開いてきた。今年1ー5月の中国向け比率は59％だが、今後は中国向け比率が高まり、以前の […]

2018年7月9日 市場データ » 1286号

【家庭紙】ティッシュの輸入紙シェア32.6％に増加
ＴＰは国内生産が圧倒も新増設で需給緩む!?

　去る6月22日、紙パルプ会館にて日本家庭紙工業会（田北裕之会長）によるプレス懇談会が行われた。現在の家庭紙の国内需給、大阪地震への対応、輸入紙の状況、今年から来年にかけて新マシンの稼働状況、今後の需給予測など、家庭紙を […]

2018年7月9日 古紙ジャーナル記事 市場データ » 1286号

5月の古紙輸出入

　5月の古紙輸出量は38万5,012トンで、対前年比110.9％。1ー5月の累計では145万8,944トンで、対前年同期比80.9％となった。昨年8月から今年3月まで8ヵ月連続で20万トン台の輸出量が続いたが、一転して今 […]

2018年7月9日 市場データ 海外動向 »  1286号

【中国の環境政策】2020年までに古紙輸入ゼロへ
再生パルプにも検査強化か

　中国の国務院が6月末に提出した環境政策の方針の中で、2020年までに古紙を含む輸入廃棄物の輸入をゼロにする方針を打ち出した。前号で特集したとおり、中国政府は様々な手段を組み合わせ、古紙の輸入規制を実施してきたが、この方 […]

2018年7月9日 市場データ » 1286号

＃１０（雑誌系）が今年最高のＣＹ18円に
国内向け消費が増える中、内外で取り合いに

　中国向けの雑誌系古紙である＃１０の輸出価格が上昇している。6月下旬には、関東地区のＣＹ（コンテナヤード）渡しでキロ18円と、今年に入り最高値を付けた。古紙問屋の店頭渡しでも16〜16.5円で国内向け基準価格である15円 […]

2018年7月2日 市場データ » 1285号

【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準

　直近の輸入規制に関する動きは2つある。①米国での船積み前検査における自主検査の撤廃と、②中国の輸入業者の登録再申請である。①は6月22日からの実施、②は8月1日までの申請が必要である。 　特に最近は米国品に対する引き締 […]

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