古紙ジャーナル記事の記事一覧

2019年9月9日 海外動向 1343号

【報復関税】
第4弾で紙・板紙関連93品目が対象
古紙は12月から５％上乗せ、３０％に

　中国の国務院は8月23日、米国が9月から発動する中国製品を対象にした制裁関税「第4弾」を受けた報復措置を発表した。米国原産の計5,078品目（ＨＳコードベースの品目数）、750億ドル相当の輸入品に5％または10％の追加 […]

2019年9月9日 海外動向 1343号

【インドネシア向け輸出】
船積み前検査がＣＯＴＥＣＮＡ（コテクナ）に交代

　インドネシア向けの古紙輸出における船積み前検査機関が9月1日より、ＯＭＩＣ（オミック）からＣＯＴＥＣＮＡ（コテクナ）に代わった。インドネシアの政府機関であるＫＳＯの要請に対し、検査体制の負担が増え過ぎたため、オミックが […]

2019年9月2日 市場データ 海外動向 » 1342号

【台湾の再生パルプ】
正隆紙業など各社が再生パルプ生産に着手
安価な米国古紙使い、稼働益確保を前提に

　今年7月、再生パルプの取材のために台湾を訪れた。台湾は中国の再生パルプの最大の輸入先となっており、製紙メーカー各社が再生パルプの生産に乗り出している。一方、日本では中国向けの古紙輸出減で余剰問題が長期化してきそうな気配 […]

2019年9月2日 市場データ 海外動向 » 1342号

【米国の再生パルプ】
山鷹が米国で70万㌧の再生パルプ生産へ
玖龍紙業は2021年末までに140万㌧

　中国の段原紙メーカーは、古紙の輸入規制によって深刻な原料不足に直面している。危機感から、玖龍紙業（ナインドラゴン）と山鷹国際ホールディングスの大手2社が米国において既存の工場を買収し、計200万トンもの再生パルプ増産に […]

2019年9月2日 市場データ »  1342号

【1-６月古紙需給】
古紙回収量43万t減
国内は雑誌のみ増

　今年1―6月の紙・板紙の生産量は1,279万トン（1.9％減）、消費は1,237万トン（1.6％減）。また輸入量は対前年同期比17.4％増、輸出量は同21.6％減。紙・板紙の輸出が減少し、輸入が増えているので、製紙メー […]

2019年9月2日 企業動向 » 1342号

【松沢紙業】
現在3ヤードを運営も1ヵ所閉鎖
本社ヤード(東京都足立区)の売却も検討中

　㈲松沢紙業（東京都足立区）を訪問し、松沢社長に話を伺った。現在、同社は3ヤードを運営。東京都足立区の本社ヤード、一昨年にマルマリサイクルとして開設した埼玉県所沢市のヤード、今年5月に開設した埼玉県川越市のヤードがある。 […]

2019年8月26日 古紙ジャーナル記事 海外動向 » 1341号

【ナインドラゴン】段ボール会社9社を傘下に、川下へ積極進出
３２３億円でドイツ段ボール会社を買収【レンゴー】

　大手メーカーによる段ボール会社の「爆買い」が止まらない。成長市場であるものの、激しいシェア争いや市況の乱高下に直面する中で一貫化や再編の動きが加速。7月下旬に中国の最大手メーカー、ナインドラゴンが9つの段ボール会社の買 […]

2019年8月26日 インタビュー 関連業界 » 1341号

【環境省 廃棄物規制課 成田浩司課長インタビュー】
国内処理ピンチ、今後の廃プラ対策を聞く

　廃プラを取り巻く環境が激しく変化している。中国の輸入規制が端緒となって、国内市場に廃プラが回帰したものの、各地の中間処理施設で溢れ返り、処理能力は限界に近い。2021年からはバーゼル条約が改正され、さらに海外市場に向け […]

2019年8月26日 古紙価格・製品市況 » 1341号

【中国向け輸出】ライセンス1,000万トン超え、輸出価格は一転下落

古紙輸入ライセンス発行 　中国の第11回古紙輸入ライセンスが8月14日に発表された。今回の古紙輸入ライセンス量は26万5,320トンで、12社14工場に発行された。そのうち聯盛紙業が2工場で約14万3,000トン。今年の […]

2019年8月12日 海外動向 » 1340号

【中国のごみ分別】
7月1日から上海で先行スタート
今後古紙回収の掘り起こしが進むか

　今年7月1日、中国・上海市で生活ごみ管理条例が施行された。これまで中国が行ってきた環境政策の中で、国民のライフスタイルを一変させるほどのインパクトを与える条例と言われており、実際に中国では様々な混乱が生じている。また中 […]

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