市場データの記事一覧

2022年6月20日 市場データ » 1480号

【古紙問屋のコスト】
番線や燃料高騰、車両も不足

　古紙問屋のコストが膨らんでいる。製紙メーカーは製品価格を引き上げたものの、古紙の基準価格は据え置かれたまま。古紙の基準価格を上げると、仕入れも連動して上がるため、問屋から賛否の声はあるが、古紙問屋がコスト増にどう対処す […]

2022年6月13日 市場データ » 1479号

【製品輸出】
円安進行で製品輸出増加
段原紙輸出比率10.9%に

　2002年4月と言えばもうかれこれ20年前。現在の円・ドルの為替相場がちょうどその時と同じ水準の1ドル＝132円となった。ロシア・ウクライナ情勢の悪化後は円安進行が止まらない。 　しかし古紙業界にとってはこれがプラスに […]

2022年6月6日 市場データ 海外動向 1478号

【新聞】
ロシアの新聞用紙供給不安で韓国に注文殺到
日本の新聞古紙輸出価格は34円、更に上昇予想

　ロシアによる新聞用紙の輸出が滞り、韓国・タイ・インドネシア・マレーシア等に代替生産の依頼が増え、新聞用紙の輸出価格も急騰している。特にオーダーが殺到しているのが韓国の新聞用紙メーカーで、フル生産体制に入ろうとしているが […]

2022年6月6日 市場データ » 1478号

【4月の古紙輸出入】
発生期だが輸出10万トン台は2003年以来
新聞は急増中で2万5千トン、うち8割が韓国

　4月の古紙輸出量は18万6219トンで対前年比22％減だった。8ヵ月連続の20万トン割れ、19ヵ月連続の前年割れだ。4月は例年、発生期のため輸出量もピークとなるが10万トン台は2003年以来。累計では63万6919トン […]

2022年6月6日 古紙価格・製品市況 市場データ 1478号

【段ボール古紙 国内需給】
国内消費増で需給逼迫
上乗せ調達価格も拡がる

　段ボール古紙の需給で強いタイト感が続いている。慢性的に不足する状況から、国内メーカーによる上乗せ調達も拡がっている。段原紙と段ボール古紙の需給データの推移を追っていくと、需給の逼迫要因がいくつか挙げられる。 　まず段原 […]

2022年5月23日 市場データ » 1476号

【雑誌・書籍】
部数減が続く中、書籍販売額がプラスに
電子媒体二桁増、紙媒体と明暗分かれる

　2021年の出版指標年報から雑誌・書籍の現状を分析したい。かれこれ3年目を迎えたコロナ禍で、一定の巣ごもり需要を受けて、書籍の販売額は15年ぶりに対前年比でプラスに転じた。また電子媒体は10年連続で二桁成長が続いており […]

2022年5月23日 市場データ » 1476号

【上物古紙需給】
白板紙の需要回復で引き合い
発生減り品種間での競合加熱

　模造・ケントといった上物古紙の需給のタイト感が強い。印刷・製本からの発生減で不足感があったところに、国内メーカーの引き合いが強まった。特に白板紙メーカーによる需要が高まり、今後家庭紙向けへの影響が注視されそうだ。 　白 […]

2022年5月23日 企業動向 市場データ » 1476号

【製紙メーカー決算】
好業績も原燃料コスト増で暗雲
日本製紙は業績予想を見送り

　製紙メーカー大手5社の2022年3月期決算が発表された。コロナ禍からの経済回復期において、紙・板紙の需要が伸び、各社の業績は概ね好調だった。 　全社とも売上は増収で、うちレンゴーと大王製紙が過去最高を記録。営業利益では […]

2022年5月16日 市場データ 海外動向 » 1475号

【2021年 中国の製紙・古紙需給】
古紙回収量が1千万㌧増、回収率も50％台に
紙・板紙の需要堅調、今年は一転し減速懸念も

　中国造紙協会による2021年の紙・板紙統計の確報が公表された。コロナ禍からいち早く経済を回復軌道に乗せた中国は、紙・板紙の生産・消費ともに伸ばし過去最多を更新した。古紙を全面輸入禁止した最初の年であったが、国内の古紙回 […]

2022年5月16日 市場データ » 1475号

【3月の古紙輸出入】
新聞50％増も全体19％減、単月・累計とも低調続く

©shutterstock

　3月の古紙輸出量は15万4614トンで、対前年比19.4％減となった。年度末で発生期を迎える3月～5月は毎年輸出量が増える傾向にあるが、今年の輸出量は低調だった。日本の古紙輸出が本格化した02年以降で見ると、3月の輸出 […]

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