政令指定都市5市における古紙入札結果を調べた。大阪市は1470号で特集した通り、最高値を記録した。落札価格は2019年後半~20年前半を底に回復基調が続いている。今回は、従来のように輸出市況が牽引するだけでなく、国内向けの取引が高値を誘引している面もある。 古紙の輸出比率は1割強に留まり、かつての中国のような買い攻勢がなくなった。一方で国内メーカーによる古紙調達は、基準価格を軸に発注し、枠を...
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