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今年は新型コロナウイルスによって世界的に打撃を受けた年となった。テレワークやリモートワークが増加し、紙需要の減少が一層進んだ。その中でEコマースは伸びており、日本では板紙生産が紙生産を初めて上回った。
過去20年間で最大の古紙輸出相手国だった中国市場が閉まる。古紙原料不足に悩む中国だが、17年から環境汚染防止に段階的に取り組み、経済よりも環境を優先させた恰好。古紙が足らないので、代わりに古紙パルプと段原紙の輸入で補っている。
昨年10月~今年3月まで、古紙輸出価格が一桁台に低迷した。これはリーマンショック後の08年11月~09年6月以来だった。来年上半期も輸出価格の低迷が懸念されている。
回収コストを、行政の集団回収に対する業者助成金の増額や、小口回収の逆有償化で補った。
本紙調査では、今年の閉鎖した古紙ヤード数は19ヵ所。昨年の15ヵ所より増加。また1~3面のように、M&Aの事例も増えている。
需給ギャップを最小限に留めたのが、段原紙の輸出増加。特に新設した段原紙マシンは、国内需要減の影響で輸出比率が増えた。
コンテナ不足・船不足は深刻で、来春まで続くか。アスクルの100億円訴訟も話題をさらった。
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