
19年10月に韓国を訪問した時、今後はMIX古紙が輸入規制の対象になるという話をしていた。だがそのMIX古紙は米国品のA-MIXを指し、J-MIXは大丈夫という観測だった。
▼しかし今年末にMIX古紙は全て輸入禁止となり、来年からはOCC(段ボール古紙)も規制対象になるという。それも日本のOCCが対象で、米国のOCCは規制対象外だという。その理由は、繊維強度が低い段ボール古紙は、K-OCC(韓国段ボール古紙)と性質が似ているから。韓国ではOCCは余っており、輸出古紙の主力は段ボール古紙。その余っている品種をわざわざ輸入しなくても良いのではないかというのが主な理由である。
▼昨年、韓国は日本から22万トンの古紙を輸入した。新聞古紙が圧倒的に多く、15万トンを占めた。次いで段ボール古紙が4.5万トン、MIX古紙が1.7万トン、上物古紙が1.1万トン。日本のMIX古紙を購入する韓国メーカーは、全州製紙・ペーパーコリア・セアーの3社のみ。
今年から中国向け古紙輸出がストップしたので、日本の新聞・雑誌の輸出先で韓国は大きなウエイトを占める。今年末で韓国とベトナムはMIX古紙の輸入を禁止するので、雑誌の輸出先の確保が益々困難になる。
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]