
▼深刻な人手不足に直面している。高齢化が進むトラック業界は、10年後に28万人以上が不足する。古紙業界でもすでにドレージ不足といった物流面で影響が出ている。特に品質を維持する選別作業にスタッフの確保が欠かせない。今後の突破口のひとつが、外国留学生や在留資格のある外国人の採用といわれる。ある大手問屋の幹部は「ヤード構内の作業はいずれ外国人に替わる」とも予想する。
▼近年、ここまで労働力不足に陥った背景には、中国が豊かになったことで留学生がアルバイトをしなくなり、また時給上昇によって時間を短縮して働く人が増えたパートタイム不足も一因といわれる。外国人の雇用は、コストを抑える目的では長続きしない。出身国へリサイクル技術を移転するなど、国際的な支援や協力的な関係づくりへの気概が求められている。
▼業界をあげた取組で先行するのが日本RPF工業会だ。技能実習制度の認定取得に向けて、すでに関係官庁と折衝に入り、早ければ2019年秋頃の運用を目指す。3年間滞留できる技能実習生は現在、77業種139作業で認められている。構内に粉塵が充満し、機械設備の取り扱いにも難易度が高いRPF事業は、より人材不足への危機感が強かった。
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