
▼熱戦を繰り広げているロシアワールドカップ。2大会ぶりに決勝トーナメントに進出した日本代表は、準々決勝で優勝候補のベルギーに果敢に挑み、2点を先制したが惜しくも敗れ去った。過去の両国の対戦では、2002年に行われた日韓ワールドカップの初戦で対戦。一進一退の攻防の末、2ー2で引き分けている。
▼日韓ワールドカップが開催された2002年6月の本紙を振り返ると、第494号では「中国、米国の古紙に24%の報復関税」というトップ記事が目に付いた。米国が中国の鉄鋼製品にセーフガード(緊急輸入制限)を発動したことに対する報復措置だった。この影響によって米国古紙が急落し、日本品と欧州品の輸出価格が上昇すると伝える。その後、この報復関税は、WTOが米国のセーフガードを違反と認めなかったため、実現されなかった。
▼12年前から全く進歩がない。米国のトランプ大統領は今年6月、中国の輸入製品が国益を著しく損害しているとして、500億ドル分の中国製品に追加関税を課すと発表。中国側が報復関税を表明したところ、更に2000億ドル分に10%の追加関税を課す方針を発表した。一方的な押し付けではなく、スポーツの祭典と同様、ルールに沿った平和的な解決を望みたい。
2025年11月10日
コラム「虎視」
これまで中国の製紙・古紙の情報を得ていた中国版RISIのUMPAPERが、今年9月に中国から撤退した。8月末に[...]
2025年11月03日
コラム「虎視」
前回古紙ヤードマップを発行したのが2020年5月だが、この5年の間に古紙を取り巻く状況は一変した。
[...]
2025年10月27日
コラム「虎視」
今回は山﨑紙源センター特集。社名は「やまさきかみげんセンター」と読む。「やまさき」を「やまざき」、「かみげん」[...]
2025年10月27日
ちょっとブレイク
10月21日、衆議院の首相指名選挙で過半数を得票し、第104代首相に高市早苗氏が選出された。日本の憲政史上初め[...]