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古紙ジャーナル 最新号

【中国向け輸出】
3月から中国GB基準が変更、古紙も規制強化
日OMG止まる?春節明けOCC価格どうなる?

2018年2月19日 1267号

中国の新GB基準

 3月1日から中国政府が定める「輸入廃棄物原料環境保護規制基準」、いわゆるGB基準が12年ぶりに変更される。これによって13品目の再生資源品のうち、2品目は輸入禁止、10品目の異物混入率等に新基準が制定される。また廃プラスチックは以前と混入率の変化はないものの、輸入ライセンスの発行はわずかであり、実質輸入禁止となっている。中国のGB新基準の施行によって、現在輸出されている日OMGに影響が出るのか。春節明けの日OCCの需給・価格動向についても予測したい。

中国の輸入廃棄物基準のGB基準が新たに制定

 3月1日から中国政府及び国家環境保護部は、輸入廃棄物の基準を新たに制定・施行する。対象となるのは、中国が定める輸入廃棄物GB16487の1番~13番の品種で、左表のように古紙の他に鉄鋼くず、木くず、非鉄金属、廃モーター、廃プラスチック等がある。二〇〇六年二月に公示された時は、これらの品種の異物混入率基準は0.5%~2.0%未満で、廃プラ以外は1%未満、古紙は1.5%未満の基準だった。

 しかし今年の3月1日から、非鉄金属は1%、それ以外の品種は0.5%未満というかなり厳しい基準となり、当然古紙の異物混入率も0.5%未満となる。古紙における異物とは、廃木材、廃金属、廃ガラス、廃プラスチック、廃棄ゴム、廃棄吸着剤、壁紙、蝋が塗られた紙、パラフィン紙、カーボン紙が該当する。またアスベスト含有物や危険廃棄物、密閉容器等は、輸入禁止物に該当し、総重量の0.01%未満に規制されている。

新基準施行で欧米の家庭系古紙はアウト、日本のOMGも規制対象?

 3月から新基準が施行されることよって、どのようなことが起こるのか。既報のように、欧米のシングルストリームから排出される古紙のほとんどは全滅だろう。米国のヤードでは再選別を行い、SOPやONPとして中国向けに輸出できるものと、それ以外のものに分ける動きが出てきている。しかし既に米国のMIX古紙価格は、30~40ドルまで下落しており、ごみ化する古紙も増えている。

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