コラム「虎視」の記事一覧

2011年2月14日 オピニオン » 922号

コラム「虎視」 922号

コラム「虎視」

▼新日本製鉄と住友金属工業が来年10月をめどに合併の検討を始めた。公取委がどう判断するか。実現すれば製紙分野でも俄然注目されるのが王子製紙と日本製紙の動向だろう。旧王子製紙は1949年、ＧＨＱの占領下で苫小牧製紙、十條製 […]

2011年2月7日 オピニオン » 921号

コラム「虎視」 921号

コラム「虎視」

▼昨年の中国の古紙輸入量は2,435万トンで前年比11.5％減だった。古紙だけでなくパルプ輸入も減ったことから、原料調達に構造変化が起きたことを物語る。2000年代に入り初めての減少となるが、関東商組の新年会の席上で大久 […]

2011年1月31日 オピニオン » 920号

コラム「虎視」 920号

コラム「虎視」

▼中国の造紙協会によると、2010年の紙・板紙生産量の予測は約9,200万トンで、前年より560万トン増（6.5％増）となる見込みだという。そして2011年の増加率は前年並の6.5％前後の予測なので、今年の中国の紙・板紙 […]

2011年1月24日 オピニオン » 919号

コラム「虎視」 919号

コラム「虎視」

▼米国西海岸の古紙回収事業では一番遅れて進出したＪＰだが、日本企業では唯一生き残ったばかりか、3社3プラント（ヤード）体制で拡張を目指す。米国の古紙プラントでは事務所にドアプライス（仕入れ価格）を掲示しており、1週間ぐら […]

2011年1月17日 オピニオン » 918号

コラム「虎視」 918号

コラム「虎視」

▼昨年は中国の国内回収量が急激に伸びたとされる。2000年代に入り右肩上がりで伸び続けていた輸入量がマイナスに転じた代わりに、国内の回収量が1,000万トン近く伸び、4,400万トン前後に上ったようだ。紙・板紙の生産が9 […]

2010年12月20日 オピニオン » 915号

コラム「虎視」 915号

コラム「虎視」

▼過日、パック連こと全国牛乳パックの再利用を考える連絡会（平井成子代表）が主催する「環の縁結びフォーラム」が開かれた。毎年違うテーマにそって関係者が講演する催しで、今年のテーマは「環境教育」。東京ガスやパナソニックといっ […]

2010年12月13日 オピニオン » 914号

コラム「虎視」 914号

コラム「虎視」

▼10月は上物の輸出が伸び、5月以来の1万トン台に達した。上物は同一品種でも様々なグレードがあり、輸出価格でもかなりの幅があって分かりにくいが、概ね国内建値より1～2円ほど高い。国内家庭紙メーカーが10月中旬（西日本は1 […]

2010年12月6日 オピニオン » 913号

コラム「虎視」 913号

コラム「虎視」

▼紙・板紙生産の累計の伸び率が月を追うごとに低下してきた。1ー6月累計106.9％だったが、1ー9月105.4％、1ー10月104.9％。今年前半の伸び率が高かったのは昨年のリーマンショックの爪痕が大きかったため。この伸 […]

2010年11月29日 オピニオン » 912号

コラム「虎視」 912号

コラム「虎視」

▼十年一昔というが、企業の業績も大きく変わる。レンゴー・大坪清氏が社長に就任したのが2000年6月。翌年にかけて板紙、段ボール市況がどん底に陥り、100年の歴史を持つ同社が創業以来初めて赤字に転落（単独決算）。03年度決 […]

2010年11月22日 オピニオン » 911号

コラム「虎視」 911号

コラム「虎視」

▼中国や台湾、韓国の街中を歩くと、必ず古紙を満載にしたリヤカーに出くわす。しかし今回、インドネシアの街中でそういう光景を見ることがなかった。唯一リヤカーを見たのは、製紙工場の近くの道路だけだった。 ▼ジャカルタで現地のデ […]

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