
▼無人回収、ポイント回収設置の勢いが止まらない。次号に掲載するが、先日、愛知県北名古屋市のスーパーで河村商事が手掛ける古紙畑プラスがオープンした。古紙畑は元々ポイントを付加しない無人回収所として展開してきたが、昨年末、スーパー側の要望もあってポイントを付加する形式も組み込み、これを古紙畑プラスとしている。
▼以前の当コラムで、スーパーカスミがポイント回収所を設置する判断基準(①行政回収が月2回以下、②店舗前に11平米以上のスペースがある、③平均来客数が2,500人以上)を挙げていたが、古紙畑の河合社長もこの判断基準に大いに共感していた。ただ③の来客数はやや多く、1,000人くらいが妥当では、とも。
▼本紙の本社は奈良市北部。近隣住民の古紙の排出方法は、①補助金のない集団回収、②無人ステーション、③ごみ焼却場の資源物回収コーナー、④ちり紙交換のいずれか。ちなみに最近のちり紙交換はトイレットロールを貰えず、いずれの方法もイニシアチブがない。行政回収がなく集団回収も少ない地域では、無人回収やポイント回収で大量の古紙が集まる環境下にある。実際に近隣の無人ステーション(アライの森が運営)では、月間50トン以上集まっているようだ。
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