
▼今年も十カ所近い新設ヤードが予定されている。関東から東北にかけて目立つのは、ここ数年の板紙や家庭紙のマシン増設の動きと符号する。全国のヤード数は千九百カ所超に上るが、廃業閉鎖はこれまで数少ない。二年連続で回収量が減る中、将来的に問屋の過剰設備が深刻化する恐れがある。
▼ところで、余剰を埋める海外発のシェアリング・エコノミーのサービスが活況を呈している。代表的なのがAirbnb(宿泊サービス)やUber(格安配車サービス)。空き部屋や車両をWEB上のソーシャルメディアなどを通じて、貸し借りするというもの。サービスの提供者だけでなく利用者も相互に評価し合う仕組みが口コミ評価となって、両者の信頼関係を担保する。グレーゾーンのビジネスといわれたが、政府も規制緩和に動き出した。
▼危機感を募らす既存業界で、先手を打ったのがタクシー業界だ。最大手の日本交通が初乗り料金を四百十円に値下げする申請を行った。国土交通省が認可すれば来春にも実現する。訪日客の「ちょい乗り」利用を増やし、Uberに対抗する。シェアリング・エコノミーが大量消費・大量生産の従来型サービスと異なる市場を切り開き、既存業界の需給や価格設定を揺るがす影響力を持ち始めている。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]