▼以前、住商紙パルプの北港や大和紙料の南港の輸入ヤードを見学させてもらったことがある。米国から輸入した古紙を在庫し、国内メーカーに販売していたからである。輸入品の中心はDLKやOCC(いずれも段ボール)だった。古紙の輸入が激減し、両方のヤードとも現在は輸出基地に性格を変えているという。
▼今回、青島市の貿易会社、東方国際貿易が輸入古紙を保管している倉庫を見学させてもらった。昨年の扱い量が7万トン、今年は15万トンが目標とか。米国が中心ながら日本の古紙も3割くらい扱い、今年はもっと日本の古紙を輸入したいと語っていた。青島周辺だけで、貿易会社が抱えている輸入古紙の常備在庫は約10万トンという。前号で報道したように大手製紙は直接買い付けしており、これら貿易会社から購入しているのは、中堅から中小の製紙企業とみられている。彼らは金融と同時に物流機能を果たしているわけだ。
▼日本の輸入古紙はピーク時で85万トン。消費量全体の1割にも満たなかったが、中国の輸入古紙は消費量の四割強を占める。既報のように今年の輸入量は1,000万トンを突破する勢い。消費量に占める輸入古紙のウェートが大きいだけに、古紙を扱う貿易会社はまだまだ増えるのでないか。
2025年03月31日
コラム「虎視」
2018年から開始した中国のナショナルソードにより、鉄スクラップも輸入禁止となった。しかしその前から中国は世界[...]
2025年03月31日
ちょっとブレイク
読者から「サッカーのコラムを毎週書いて欲しい」という声を頂いた。さすがに毎週は無理だが、改めてサッカーファンが[...]
2025年03月24日
コラム「虎視」
この冬、キャベツが未曾有の高値を記録した。昨年12月には、茨城県下妻市の畑でキャベツを盗んだとして中国籍の兄弟[...]
2025年03月17日
コラム「虎視」
シリコンバレー発のGAFAなどの新興企業がもてはやされる陰で、米国の製造業は着実に衰退してきた。製造業付加価値[...]