
企業の平均寿命は一説に24年ほどと言われるが、今年本紙は創刊から30年を経ることができた。これも一重に読者の皆様のおかげである。著者が入社したのが創業から10年目。最初に託された仕事は、PCでの編集作業とWEBサイトの構築だった。3年くらいは裏方として働き、創業者である父に付いて取材先を回った。
▼丹念に取材して、データを集め、知見を積み上げていくのが古紙ジャーナルの特徴である。著者も専門用語が分からなかったとき、まず過去10年分の紙面を3回熟読することで克服できた。誰かに教えを乞う前に、過去の記事が残っていることがありがたかった。国内のみならず海外取材も敢行し、07年にはナインドラゴンの工場取材と張会長の独占インタビューで大きな反響を得たことが鮮烈だった。
▼伝統ある紙パ業界紙が多い中で、本紙はすぐに消えると冷ややかな目もあったそうだ。一角を占められたのは、専門性というよりも独自企画に徹したから。おのずとネット時代のニュースとも差別化ができた。サーキュラー・エコノミーを軸に、資源循環が時代の要請でもある。昨年には兄弟紙「プラジャーナル」を創刊した。これまでの強みを活かしつつ、素材の垣根を超えた情報媒体となれるか、挑戦は始まったばかりだ。
2026年06月22日
コラム「虎視」
古紙再生促進センターでは、2025年から雑がみの掘り起こし活動として「雑がみさまを探せ!」と題した様々な啓発活[...]
2026年06月22日
ちょっとブレイク
この号が読まれている頃、私は米国の地に降り立っているか、または米国に向かう空の上だろう。以前のコラムで書いたが[...]
2026年06月15日
コラム「虎視」
牛乳パックの回収が世の中に広まったのはもう40年以上前だ。当時は、飲み終わった牛乳パックを製紙原料として使うと[...]
2026年06月15日
ちょっとブレイク
伊坂幸太郎著の「重力ピエロ」を読んだ。アマゾンのミステリー小説ランキングで、先月以来、売れ行きが急上昇中である[...]