今回のドバイW杯のドイツ戦の勝利は、日本男子サッカー界の3大奇跡に仲間入りしたという。
最初の奇跡は、1936年に行われたベルリン五輪の「ベルリンの奇跡」。前畑ガンバレの実況が有名だが、優勝候補だったスウェーデンに3-2で逆転勝ちして世界を驚かせた。ちなみにこの後、戦争で五輪は中断するが、次に行われたロンドン五輪ではスウェーデンが優勝している。
次の奇跡は、私もリアルタイムでTV観戦をしていた96年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」。優勝候補筆頭のブラジルとグループリーグ初戦で対戦。シュート28本を浴びながらGK川口が奇跡的なセーブを連発。ブラジルの一瞬のミスで1点を上げた日本が勝利した。ちなみにこの時のブラジルのメンバーには、後にバロンドールを2度受賞した若き主砲ロナウドの他、長くブラジル代表の主力を務めたGKジーダ、DFロベルト・カルロス、名手のMFリバウド等、錚々たる顔ぶれだった。
そして今回の「ドーハの奇跡」。ドーハの悲劇を振り払う勝利としては格別だが、次戦がいただけない。ちなみに3大奇跡の次戦はいずれも敗戦している。ベルリンの次戦はイタリアに0-8で大敗。マイアミの次戦はナイジェリアに0-2で敗戦。今回もコスタリカに足元をすくわれた。
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