中国の製紙原料は輸入に大きく依存してきたが、今年前半、紙・板紙の生産が二桁成長しているのにかかわらず、古紙やパルプの輸入が前年割れしてきた。古紙は国内回収が増え、パルプは国内生産が増えつつあるためとみられる。 これを裏付けるのがチップの大幅な輸入増。過去、日本の製紙産業はチップを海外から輸入(七割を輸入に依存)し、ほぼ海外のチップを独占的に購入してきた。しかし今後は、チップ輸入でも中国が日本...
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