
▼米国の昨年の紙・板紙生産量は前年比5.3%増の8,247万トン(ショートトン)、古紙消費量は6.8%増の3,126万トン(同)となった。日本は前者が4.2%、後者が3%の各増だったので、いずれも米国が日本を上回った。日本と同じ重量単位であるメトリックトンに換算すると、7,482万トンと2,836万トン。米国は紙・板紙生産で日本の2.7倍、古紙消費で1.6倍だ。
▼米国の紙・板紙生産のピークは1999年の8,800万トン(メトリックトン)。昨年は1,320万トンの大幅減。紙が990万トン、板紙が330万トンの各減。板紙より紙の減少幅が大きい。紙の中でもっとも落ち込みが大きいのが新聞用紙。ピーク時は667万トンだったが、昨年は311万トン。日本の昨年の生産量は335万、日本を下回った。
▼日本の新聞用紙の生産のピークは07年の380万トン。1988年から300万トン台に乗せ、二度の台割れがあったが、20年に及び300万トン台を維持。日本は新聞大国なのだ。新聞販売店による宅配制度、新聞社の実売部数を大きく上回る販売部数という営業戦略などが寄与し、日本の新聞用紙の生産減を最小限に食い止め底上げしている。
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