
「行列ができる産廃業者」として知られる都内の業者がある。江東区若洲にある有明興業の若洲工場だ。平均待ち時間は3時間といわれ、9~18時までの荷受けの間に1日400台弱が列をなす。警備員が交通整理にあたったり、得意先が優先される「ファストパス」方式をとったりするなど、渋滞解消に工夫も凝らす。
▼同社の環境レポートによると、年間13万トンの産廃・一廃を受け入れており、そのうち廃プラが8割強を占める。東京都内で廃プラの中間処理量は最大規模。同社が受入れを止めると都内で廃プラが溢れる可能性があり、「最後の砦」とまで言われる所以だ。廃プラは二千馬力の大型破砕機で粉砕した後、フラフやRPFといったサーマルリサイクル(熱回収)向けの用途を開発し、主にセメントメーカーに出荷している。
▼高騰する産廃処理費でも都内ではプライスリーダー的存在。2018年7月に5円値上げし、現在はキロ45円。ただ同業他社による値上げスピードが早く、いまでは都内の相場は45~55円と上回る。同社も来年1月から10円引き上げに動く。廃プラ処理では、製紙工場の間でもペーパースラッジが行き場を失っており、同社のようなサーマル向けの用途開発の取り組みが参考になる。
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]
2026年06月29日
コラム「虎視」
サッカーW杯の日本対スウェーデン戦を現地に観に行くが、米国のリサイクル業者2社への訪問も予定している。
[...]